【金融】仕事をまかせてもらえるどころか、いつまでも新入社員と同じ仕事をしていました【20代後半】

職種：金融機関
年齢：20代後半

学生時代に思い描いていたキャリアウーマン。バリバリ仕事をするのが私の理想でした。そして、がんばって就職活動を行い、第一希望の金融機関に内定をいただきました。

みんなの憧れ、安定の職、金融機関で働くことができる私をみんなはうらやましいと！言ってくれました。そして夢が膨らむばかりで、迎えた入社式でした。しかし、いざ、仕事が始まると、会社の歯車の一部でしかなく、だれがこの仕事をやっても同じなのではないかと思うようになりました。

入社一年目は、さまざまなことを学ぶチャンスなので、それはそれで仕方がないことだと思っていました。いろいろこうしたほうが効率がいいんじゃないですか？と提案しても、今まではこうやってやってきてるからと。聞き入れてはもらえず。でもまだ１年目だからと、いろいろ我慢をしました。

そして2年目。そんなに急にキャリアアップすることはないとわかっていても、やっていることは１年目と同じで、まったくキャリアアップをする要素が見当たりませんでした。それでも、就職難の時にがんばって獲得したあこがれの仕事。３年目もがんばりました。

学生時代の友人と会い、お互いの状況を話しているときに、周りの友達はどんどん新しい仕事にチャレンジさせてもらい、３年目には、責任もって、自分の判断で仕事をやらせてもらっている、という話をしていました。

それに比べ、私はルーティンワークで、誰がやっても同じ仕事ばかりで、仕事をまかせてもらえるどころか、いつまでも新入社員と同じ仕事をしていました。何を提案しても、いままではこうだったと聞き入れてもらえる雰囲気もなく、改善はされない職場だということも確信してきました。

私が思い描いていたキャリアウーマンはこんなんではない。と思い、転職活動を始めました。憧れ、安定の金融機関でしたが、不況の波にさらされて、転落してしまい、下からの提案は一切受け入れられず、うえからの押し付けルーティンワークばかりの仕事をしていた気がします。

時代の流れで、金融機関は合併を繰り返し、大変な状況になっていたと思います。みんなが憧れでも、実際に働いてみると、まったくそうではなく。友人たちのほうが、いきいきと仕事をしているような気がします。

いきいきといろんな若者の提案を受け入れてくれる会社こそが、本当に働きやすい会社だと思います。歴史がある会社は、教務改善は難しいと思いました。