【スーパー】能力に対する時給のアップは一度もありませんでした【30代前半】

職種：スーパー
年齢：30代前半

私はあるスーパーでレジチェッカーをしていました。パートタイムです。契約では１日４～5時間、週4日でした。始めた当初は、チェッカーのみしていれば良いと思っていたのですが、レジに関する仕事にはその他の雑用もあります。慣れてくるに従って、そういう仕事も受け持つようになりました。

大規模スーパーではなかったので、できる人がやるという雰囲気もあったと思います。発注も担当しました。小売り業界もなかなか厳しい状況で、少数精鋭という経営方針でしょうか、一人のスタッフがいくつかの職務をこなせるようにするという目標を掲げてやっていた時もありました。

そのことについては納得できましたが、同じチェッカーの人でも、チェッカー業務だけやっている人と、プラスその他の仕事を任されている人との時給が同じ、ということが納得できませんでした。

その上、入社した時から時給が上がったのは、東京都のパート・アルバイトの最低時給の見直しの時だけです。能力に対する時給のアップは一度もありませんでした。ついひと月前に入った新人と、何年も働いている人との時給の差がないのです。これはちょっとひどいと思いました。

それでも、新しい勤め先を探すのは簡単なことではないし、また一から仕事を覚えなければならないのも大変です。それに職場の人間関係は特に問題もなかったし、通勤時間も短かかったので、時給のことは考えないようにして、仕事を続けました。

そうこうしているうちに、チェッカー部門のサブリーダーという役をやることになってしまい、さらに仕事が増えてしまいました。

この職務に関しては手当てがつきましたが、期間限定ということで引き受けたにもかかわらず、またメインのリーダーが辞めてしまったことで、この約束は結果的には無効になってしまいました。結局サブとは名ばかりで、やることはメインリーダーと同じで、会議に出たり、ギフトなどのキャンペーンの都度ポスターを描いたり、就労時間が長くなっていきました。家で資料やポスターを作ったこともしばしばありました。

パート勤務でも、責任ある仕事をやりたい人はいると思いますが、私はそうではなかったので、だんだん重荷になってしまいました。また社員も休みがとれないような職場なので、旅行などに行きたくても、なかなかまとまった休みもとりずらいこともあり、思い切って辞めました。

今まだ働いている人達には頑張ってもらいたいと思っていますが、時給のこと、きちんと考えて欲しいものです。