【営業】ほぼ全員が自己犠牲の意識を持っているため、身体を壊してやめていくことが普通【20代前半】

職種：営業(電話での派遣サービス管理)
年齢：20代前半

仕事を辞めたいと思った理由は、職場環境および職務体系でした。前職の話になりますが、電話で派遣サービスの管理をしていました。

仕事内容はその名のとおり、派遣として登録しているベビーシッターを、お客様から予約が入った時にそのお宅に行ってもらう為の管理が全般であり、その他にお客様にプランの提供などの営業も行っていました。

仕事内容は楽しく、会社自体の人間関係も自分にはあっていたと思いますが、若い会社ということもあり、今思えば環境は整っていなかったように思います。

では具体的にどういうところかと述べますと、まず第一に勤務時間です。自分が会社まで少し距離があったこともありはしますが、基本的には朝の７時から23時ほどまで働き帰る毎日でした。

早く帰れても21時ごろ。自分の担当エリアがありましたが、それが終わっていたとしても他の人が終わっていなければ善意で手伝う環境があり、そういった時間が普通になっていました。

逆に言えば自分が終わっていなければ全員帰れなくなってしまうというストレスもありました。ではなぜ近くに住まなかったのかというのは次の話に出てきます。

第二に給与体系。結論から言えば基本給以外は基本的にはカットされていました。理由としてはおそらく部署全体の能力不足です。営業だったため残業代はでず、その数字で評価される形になっていましたが、どれだけ数をこなしても最低の数字しかつかない状態でした。上記の話になりますが、それもあって一人暮らしをすることができなかったように思います。

最後に人間。自分自身の人間関係はとても良かったのですが、気が合う気が合わないとかではなく、会社の人間がほぼ若い人間だということ。またほぼ全員が自己犠牲の意識を持っているため、身体を壊してやめていくことが普通になっており、気付けば来なくなったり辞めていたりの状態でした。それを普通に何ともないようにしている会社にも一時期恐怖を覚えました。

そういったものが精神的なストレスにつながり、汚い話ですが朝戻してから会社に向かう毎日を繰り返し、最終的には身体を壊してやめざるを得ない状況になり退職しました。

当時を思えばよくあの毎日を乗り越えていたなという気持ちがあり、それが糧となり今を楽しんで仕事が出来ているように思います。成長はとても出来ましたし、その点には本当に感謝してもしきれません。