【事務】マタニティライフなんてとてもじゃないけど楽しむ余裕はありませんでした【30代前半】

職種：事務職
年齢：30代前半

会社に勤め始めて７年目に結婚し、８年目で妊娠しました。私の職場は事務職が私を合わせて３人おり、私以外は年上の女性先輩です。２人とも独身で子供はいない為、今回私が初めて産休を取る事になりました。

私の妊娠が分かる前から２人には何かと目の敵にされ、挨拶をしても無視されるような状態でした。私の職場は人手不足で、３人の事務員で仕事はいっぱいいっぱいでした。

当然、私の変わりに後任の契約社員か派遣社員を雇ってくれるものと思っていたのですが、私が妊娠７か月になっても上司から後任の話はなく、８か月になった時（産休に入る１か月前）ようやく話しがあり、新しい人が決まったのかと思ったら、なんと先輩２人に私の仕事を半分ずつ引き継いでくれという話でした。

その話を聞いた時、「なんで新しい人を雇ってくれないの？」と心の中は不満でいっぱいでしたが、産休に入る立場で不満を言う訳にもいかず、仕方なく２人の先輩に引き継ぐ事になりました。

当然、２人の先輩からの風当たりは強くなり、先輩は私から業務を引き継ぐ事にあからさまにイライラしていました。「すみません」と謝りましたが、先輩たちの気が治まる事はありませんでした。

私が業務の説明を丁寧にしても「は？意味が分からない。」と何度も言われ、かなりストレスになり、妊娠中のお腹が何度も張ってカチカチになり、とても辛かったです。

また、私の産休は過去に前例がなかったので、妊婦に対する配慮もなく、節電だと言って真夏のサウナのような暑さの事務所でもクーラーをかけずにいたのですが、ちょうどつわりがひどい時で、つわりと暑さで気が狂いそうになりました。

何度もトイレに駆け込み、ピークの時には１日に１０回程吐いていました。産休前や産休中に提出しないといけない書類が色々とあるのですが、総務長はまったく対応してくれず、すべて自分でマニュアルを見て書類を揃え、本社へ提出しました。

妊娠中、辛くて何度も泣きました。妊娠による体調不良と、精神的ストレスで追い詰められ、かなり辛い妊婦生活でした。切迫流産にもなり、家事はすべて母に頼っていました。マタニティライフなんてとてもじゃないけど楽しむ余裕はありませんでした。

こんな状態だったので、１人目を出産して、職場復帰して、もし２人目が出来たら産休なんて絶対とらずにすぐに仕事を辞めようと思いました。妊娠・出産に理解のない職場で仕事を続けるのは本当に難しいです。