【グラフィックデザイナー】代わりなんていくらでも求人だせるから辞めてもかまわないんだよ【30代前半】

職種：グラフィックデザイン
年齢：30代女性

私の勤めていた会社は電車の中吊り広告や冊子やポスターなどの大きなものから、ティッシュの中に入っている紙や封筒など小さなものまでてがけるデザイン制作の会社でした。

小さい会社で社員は全部で16人ほどでそのうち私のいた制作部は4人でした。仕事的には私のやりたかった事ができたし、そこそこやりがいもあるものでしたがでも上司が、本当に人の話を聞いてくれない上司でした。

私の話を聞く間もなく自分の話をはなし完結されてしまいました。また、私が一番年下だし、中途で入ったので皆先輩だったのですが、育てるという雰囲気がありませんでした。

なので分からない事があったら自分からどんどん聞きに行かないといけませんでした。また自分の仕事が終わるとどんどん帰って行ってしまうような人でした。

入社しても、歓迎会はなく、帰る時間もばらばらなので飲みに行くというような雰囲気もありませんでした。

また仕事でミスをすると、「代わりなんていくらでも求人だせるから辞めてもかまわないんだよ」と言われました。フォローとかはありませんでした。

仕事中もあまり私用の話しはせずにもくもくと仕事をしていて、ランチのときも個々のデスクで食べるという感じで、寂しいなと思っていました。

お給料もかなり安く、終電まで働いても残業代は出ません。かろうじて、夜8時まで働けば500円の食事代、10時まで働けば1000円の食事代が出る程度したし、お給料も一切上がる気配はありませんでした。

私だけでなく、先輩もそうなので、男性社員は結婚している人はほとんどいませんでした。結婚しても養って行けないからと言っていました。

それに遅刻にもかなりうるさくて、終電まで働いても、次の日の9時から仕事開始なのですが、1分でも遅れたら、有給休暇から1日とられてしまいます。

休憩もランチ時間のみで、口では夜ごはんにコンビニなどに行ってもいいというように言われたものの、誰ひとり席を立つ人がいませんでした。

なのでランチ中にコンビニにパン等をよるご飯用に買いに出る形で、身体的にかなり苦痛でした。せめて気の合う社員さんがいて話しながら仕事でもランチでもできたら良かったのですが、本当に孤独な仕事の現場でした。

なので入社してから2年くらいで限界がきて辞職しました。確かにやりがいはとてもある会社で、仕事内容的に残業は仕方がないのは分かっているのですが、それでももう少し社員に対しての思いやりが欲しかったです。