【データ入力】気が強いギャルのような若い女の子も増えるようになってからはその子たちの機嫌を損ねないように必死に媚びて【20代前半】

職種：キーパンチャー
年齢：20代前半

当時、県誘致のデータ入力の会社へ立ち上げの時に入社しました。立ち上げ時は１５人のメンバーですべて女性、しかも２０台半ばのわたしは二番目に年長者という若い女の子ばかりの職場でした。

仕事内容はわたしにあっており、基本給にプラスして出来高でお給料がもらえるのでがんばって仕事に打ち込んでいました。

しかし、若い女性ばかりが集まるといろいろな問題がすぐに起こりはじめました。グループに分かれて分裂してしまったり、グループに入れない子を仲間はずれして陰口を言うような場面もよく見かけるようになりました。

わたしはほかの子よりも年上なことやまんべんなく付き合っていたこともあり、そういう問題には直接かかわることはありませんでしたが、あまりいい雰囲気ではなく、それも仕事をやめたいと思った原因のひとつでした。

また、職業柄、個人が仕事した量ははっきりと数字として表れてくるのですが、明らかに基本給以下の仕事しかしてないような人もおり、そういう人には上司も仕事を必要以上に任せず、できる人にばかり負担がのしかかる状態に不公平感がありました。

わたしはたくさん仕事がしたかったので仕事を任されるのはよかったのですが、基本給以下しか仕事をしてない人の分まで自分が働いているような気がしていました。

その会社は社長が女性の方で、県誘致で立ち上げたセンターだったので地方にも関わらずよく顔を出しに来ていましたが、とにかくワンマンで余計なことを言っては現場の雰囲気を乱したり、仕事の仕方にケチをつけてやりにくい方法に無理に変更させたりするのに振り回されることも多かったです。

それに対して上司は何も意見をいえず、すべて言われるがままでした。その上司はセンターを仕切っている立場にはかかわらず、段取りが下手で納期直前になってまだたくさんデータがあるからと台風の中、朝方になるまで残業したこともありました。

人数が増えて、気が強いギャルのような若い女の子も増えるようになってからはその子たちの機嫌を損ねないように必死に媚びて、休みなども私たちには厳しいのにその子達には優先して休ませるようなことまでするようになったので、もう我慢できなくなって辞めることにしました。

仕事の内容は合っていたので、残念でしたが、やはり同僚だけでなく、上司も女だけしかいないような職場は感情的にいろいろなことを進めてしまうことが多いので働くには少し難しいと実感しました。