【アパレル】自分の売り上げの数字を他の営業マンの数字にして、私の数字を減らすという操作をしていることが発覚【20代後半】

職種：アパレル営業
年齢：20代後半

大学を卒業して１年間フリーターの結婚をきっかけに就職をしたのがアパレル関係の営業職でした。面接をしてその日に内定をもらい、２日後からその会社で営業職として勤め始め、最初の１週間は社長について歩き既存のお客様との商談でこの会社の仕事の内容を勉強させてもらいました。

１週間後には一人で飛び込み営業で仕事を取ってこいという事で、アパレルショップを飛び込みで周り、ショップ店員さんに事務所の連絡先を教えてもらい、電話でアポイントを取り、事業内容を説明したのち、始めは何でもいいから仕事をくださいといった形で仕事をもらい、信用をつけ徐々に色々な仕事を受けるようになりました。

アパレルという事もあり、２５歳だった私はストリート系や、若者向けのブランドを中心に営業をかけ始めの１ヶ月で自分の給料（手取りで１６万弱）、２ヶ月後には１００万の売り上げを上げ、３ヶ月後以降は先に入った先輩営業マンの成績を超えるまでに成績を伸ばしました。

もともと洋服、服飾小物などが大好きだったので、人見知りではありましたが、自分の好きなものを作ったり、企画する事が楽しく、仲良くなった担当者さんとは休日に食事に行ったり、飲みに行ったりなどコミュニケーションを取りながら成績は毎月伸びていくようになりました。

入社当初売り上げに応じて歩合でインセンティブの給与が支払われるという事でしたが、３ヶ月、４ヶ月と経っても固定給しか支払われません。数字は自分でも計算していたので、ある日社長に新人で生意気かもしれませんが聞いてみました。

すると「今の成績はまぐれで取れてるから、半年経った時点でも成績が落ちないようなら固定給も上げ、インセンティブもしっかり支払う」という返事が来たので、その言葉を信じ、２ヶ月頑張り半年後小さい会社ではありましたが、営業マンの中ではトップの成績まで数字を伸ばし、再度社長に話をしに行きました。

しかし、言葉を濁しながら、「１年間変わらなければ…」と言われ、さすがに私も約束と話が違うと思い約束が守れないのであれば、声をかけてもらってる会社があるので、お客さんも連れて退社すると伝えると、「もう少しやってみろ！絶対に損はしないから！」と言われ一回持ち帰って考え直す事にして１週間その会社で在籍しました。

すると自分の売り上げの数字を他の営業マンの数字にして、私の数字を減らすという操作をしていることが発覚。その一件でこの会社を退社しようという決め手になりました。自分だけがよければいいとは思いませんが、自分の社員の頑張りを素直に認めることができない経営者が許すことができませんでした。