【小売業】なにをはき違えているのか偉そうな態度を取るのが責任者の立ち振る舞いと思っていました【30代後半】

職種：小売業
年齢：30代後半

私が仕事を辞めたいと思った理由はひとつではなく、色々な理由が重なってでした。

①拘束時間が長い・・・小売業の勤務時間＝営業時間と思う人もいるかもしれませんが、実際には開店前や開店後にかなりの業務があります。

営業時間自体も長時間のため時間シフト制で回しますが、繁忙時間帯で上がることができなかったり、欠員が出て補充がなかったりと予定時間以上に働くこともしょっちゅうでした。

②会社の販売方針に疑問を感じた・・・店頭で販売する商品の中には色々なものがあります。何もしなくても勝手に売れるようなものから、なぜこんなものを仕入れたのか首をかしげたくなるようなものまであります。

中でもやっかいなものが、会社の利益になるよう独自条件で仕入れた（もしくは自社開発した）商品です。会社としてはこのような商品を売れば利益が出るため、優先的に売るよう言われますが、実際にお客様から見て魅力が感じられないものもあり、接客で勧めておきながら「ホントにこれでいいの？」と思ったこともありました。

③人間関係・・・これはどこの会社でもあることかもしれませんが、私の場合横の関係よりも縦の関係において理不尽さを感じることが多かったです。とにかく上が偉そうにするのが我慢できない。

責任者というのは何かあった時に責任を取るという立場であるはずなのに、なにをはき違えているのか偉そうな態度を取るのが責任者の立ち振る舞いと思っていました。

店で改善が必要な個所があれば指摘する必要があるのはわかりますが、営業中にお客様のいるところで大声でどなったら、お客様もびっくりするかも、このくらいのこともわからないのでしょうか？

また、上司に用件があって本部を訪れる際には直立不動であいさつし、上司は振り向きもせず「あぁ」の一言、電話をしたらしたでぼそぼそ何を言っているのかわからないような不機嫌な声で対応される、本当にこの人たちは小売りをやっていたのだろうかと疑問に思ってしまいました。

このような疑問を持ちながら、10年以上務めてきた会社ですが、自分なりにうまくやっていく目処がついたので退職して独立する決心をしました。上にあげた不満点は今後の反面教師になれば体験した価値はあったのかなと思うことにしています。

会社を辞める理由としてはありふれたものばかりかもしれませんが、十分我慢してきた方ではないかと自分の中では思っています。たぶん会社の体質はそう変わらないでしょう。