【事務】こんなに嫌な思いをするのだったら辞めてしまおうと常に思って上司に伝える日々でした【20代後半】

職種：文房具荷揃え　事務職
年齢：20代後半

「過去に勤めていた会社で辞めたいと思った理由」として書かせていただきます。勤めるきっかけはアルバイトからだったのですが、親戚の会社ということもあり親が心配してその会社に社員として入社することになりました。

でも最初は好きな学校にも通わせてくれるということから入社に至ったわけで、やりたい仕事ではなかったのです。いずれは技術を習得してそっちの道に進むつもりで学校も紹介していただいてがんばりましたが、どうもそうではなかったようです。

親戚としては、ゆくゆくは跡を継がせようと考えていたみたいで今のうちは好きにやらせようと思ったようでした。

社長の姪ということもあり、最初から優遇はされていましたが、どうも仕事は好きになれませんでした。ｸﾘｴｲﾃｨﾌﾞな仕事をしたい私だったので、簡単な仕事や事務職は好きではありません。ましてや経理なんてとても無理な話だったのです。

理数系は一番苦手の分野でした。やがて社長が病気になり、経理をやらせようという話が持ち上がったときは、もう辞めさせてもらおうと思いました。

小さな会社だったので、ちょっと風邪をひいたりしても家に電話がきて会社に出てこいと連絡があったり、有給休暇を取るのも困難でした。辞めたいと思ったときは、どうもやりがいや楽しさを見いだせず毎日の同じ作業が辛く感じました。

一緒に仕事をしている同僚ともうまが合わず、急用で休むと仕事ができない同僚としては困るらしくよく愚痴をこぼしていたと聞かされました。

15歳ほど上の女性だったのですが、軽いストーカーのような人で着ている服や靴、おいしそうなお菓子を渡すとどこで買ったのかなどすべてにおいて真似をされて嫌な思いをしました。

さすがに影で悪口を言われているのを、聞いたときは辞めさせてほしいと願い出たほどです。仕事のやり方や友達や遊びにも連れて行けなど常に見張られている毎日にうんざりして、いろんな手を代えて対策を練り一緒に居ないようにこころがけました。

同じ仕事をしているのに、自分は足が痛いから休みながらやるとか言いだして、ほんとに嫌な毎日でした。以前は就職活動も今ほど困難ではなく、こんなに嫌な思いをするのだったら辞めてしまおうと常に思って上司に伝える日々でした。

でもその話もその上司止まりで社長の耳には届かず、社長にもなかなか会えないので手紙を書きお願いをすることにしました。なかなか私の真意が伝わらず困難でしたが、社長秘書のような扱いになりその職場から離れることとなりました。

時代の流れとともに、経済状況や環境もかわりやりたい仕事にも着手できませんでしたが、運命に逆らわずがんばって仕事をすることが出来ました。