【アパレル】毎月の美容代の出費がとても多くてお給料の半分は美容代へと消えていました【20代後半】

職種:アパレル
年齢:20代後半

髪型やお化粧などのオシャレに制限がなく、オシャレをすることが大切な華やかなアパレルのお仕事に興味があり就職しました。自分の大好きなブランドだったので面接に受かった時はすごく嬉しくて、早く働きたい気持ちでいっぱいでした。

いざ職場に入ると思っていた仕事内容とは違うことがたくさんあり、オシャレに手を抜けないところがとても大変でした。

店頭に立ってお客様の見本でいなければならないので、流行の最先端にいなくてはいけなく、流行りものが出て来るたびにお化粧に変化を出したり身に付けるアクセサリーなどの小物も揃えたりと、その度にお金の出費がたくさんありました。

お洋服もお店のブランドのものを着なくてはならなかったので、社員割引で購入できたものの、そこまで安くはならなく、毎日同じお洋服を着るわけにもいかないので購入するたびにそこで出費もありました。

新作が出たら働いている人何人かが順番で新作のお洋服を購入するという決まりもありました。毎月の美容代の出費がとても多くてお給料の半分は美容代へと消えていました。

仕事内容もお洋服を売ることが仕事なので、一日何着やいくらを目標とした個人ノルマがあり、それを達成することができなかったら仕事が終わった後になぜ達成できなかったのかを考えて店長に報告をしなくてはならないルールがありました。

特にセール中のノルマはとても高く無理な数字を出されたこともあり、その度に嫌気が出ました。自分自身しつこい接客は苦手でお客様に対して無理矢理売るというのがとても嫌だったので控えめな接客をしていましたが、控えめな接客に対しても店長から文句を言われたことがあり、その度に心が折れそうにもなりました。

たくさんのお客様がお洋服を買いにきて、その人によって性格も外見も違うので、接客している間の言葉のキャッチボールに困ることもあり大変だった経験もあります。

仕事中はヒールを履いてずっと立ちっぱなしなので、仕事が終わると脚がパンパンに浮腫んでいて肉体的にすごく疲れました。仕事内容に対してお給料がとても少なくて、美容代にも消えて行くので自分の元に残るお金はすごく少なくて貯金もすることが出来ませんでした。

自分の好きなブランドのお仕事に就けたことはとても嬉しかったのですが、それとは反対に大変なことばかりで華やかな職業に見えるけど、実際はとても大変で二度とアパレル業界でのお仕事はやりたくないと思いました。