【人材派遣】女性ということもあり通常のアドバイザー業務だけでなく事務職などについても頼まれたから【30代前半】

職種：就職アドバイザー
年齢：30代前半

仕事を辞めたいと思ったのは、契約社員ながら正社員と同じようにそれかそれ以上の仕事内容を求められたことです。契約社員ですので昇給はおろか賞与などもまったくなく、5年間の契約の中で時給が上がることもありません。

そのうえ、入社した時には１０年間の連続雇用と言われていたにもかかわらず、5年以上は続けることができないなど、当初入社した時の条件が守られていないのも気になりました。

それでも、5年間は続けていこうとして頑張ってはいたのですが、年々増えていく仕事量に耐えられずに4年半でやむなく退職することになりました。

仕事量が増えていったのには理由がありました。女性ということもあり通常のアドバイザー業務だけでなく事務職などについても頼まれたからです。それに加え、休憩時間がなかったり残業が頻発したり仕事と家庭の両立もうまくいきませんでした。

4年目を迎えたあたりから、同僚といってもほとんどが年配の男性でしたが、その人からの八つ当たりもすごくひどくなりました。こちらも専門職ですので、同じ待遇で処遇されているはずが、どうしてもこちらを性別や年齢だけで下に見た発言を何度もしてくることに耐えられなくなったのを理由の一つです。

年配の人というのはどうしても最近の仕事場をあまり知らず、特に田舎だったこともあり古臭い価値観のままの職場であると感じました。当時はとても苦しかったのですが、これが最近はやりのエイジハラスメントだと知ったことも最近のことです。

正社員であれば、耐えられたことかもしれません。ですが、契約社員である以上、処遇も安いものですし休み時間や労働時間は契約書と守られてしかるべきところであると思います。こちらとしても、契約満期まで続けたかったのですが、これだけの処遇でストレスを抱えながら続けていく必要があるのかということも自問自答しました。

今は仕事を辞めたことを後悔していません。ですが、思ったことは職場のためにいろいろな仕事を引き受けたのですがそれがキャパオーバーになってしまったことは反省もしています。社員の人は、明らかに契約社員の私よりも仕事をしていませんでしたが、特にとがめられることはありませんでした。

そのような職場でしたから、契約社員の人もあまり続かず、人が入れ替わることが多かったです。私の職場は教育機関でしたが、このような教育機関で本当にまともな若者の教育ができるのかと疑問に思えてきています。