【看護師】自分のこともきちんと出来ないのに、何で人のことを手伝ってるの。【20代前半】

職種：看護師
年齢：20代前半

新卒で看護師として入職した職場では、1年目の終わりから2年目の夏に実際に辞めるまでの間ずっと辞めたいと思っていました。原因は上司によるパワハラです。私は全くの新人看護師として中規模の総合病院の内科病棟に配属になりました。

私自身あまり要領の良い方ではなく、患者さんや上司に対して上手く話せなかったり、ミスがあったりと至らない点がたくさんありました。質問されたことに上手く答えられなかったり、緊張して言葉が出ないことがあり、特に上司とのコミュニケーションがうまく取れていませんでした。

プリセプターと呼ばれる、1年間指導を担当してくださる中堅看護師の人は、かなりきつい性格の人で、「何で出来ないの。この前も同じこと言ったよね。ほんとイライラするわ。あんた看護師向いてないんじゃないの。」とかなりきつい言葉がありました。

もう一人の指導者の方もきつい言い方をする方で、同様の様なことを言われました。また二人で私に聞こえるように陰口を言っていることもありました。私は二人を目の前にすると特に萎縮して、言葉が出なくなるという悪循環でした。

同期とはどんどん差が開き、同期は前に進んでいるのに、私は焦りがありました。師長は私が看護師として未熟なことに対して、何もさせないという方針を立てました。

担当患者も他の人よりかなり少なくし、患者さんのことを分かっていないからナースコールや電話の対応はしてはいけないと言われました。また他のスタッフの手伝いもすると、「自分のこともきちんと出来ないのに、何で人のことを手伝ってるの。」と怒られました。

なので私一人何も出来ない、してはいけない状況で、他のスタッフも何か仕事を頼むと自分も「何であの子に頼むのか」と怒られるので、声もかけられなくなりました。

時間が経つのが長く、どうしていいのか分かりませんでした。自分が仕事が出来ないからだ、自分は人より劣っていると感じ自分を責めていました。

2年目になってもそのような状況は続き、夜勤にも入れなくなり、後輩にも抜かれてしまう状況でした。上司は「あなたは本当に何をやってもまだまだダメ。もうあなたのことどうしていいか分からない。」と言っていました。そのため、辞めさせてもらいたいと言ったのですが、「それはだめ。ここで投げ出すのか。」と言われ辞めさせてはもらえませんでした。

半年間折をみてはやめたいという意思を伝えていましたが、同様にだめだと言われていましたが、私が足を怪我をし1か月休職することとなりました。そのことがきっかけで上司はやめることを承諾してくれ、辞めることとなりました。