【事務】散々悪口オンパレードを聞かされた【20代後半】

年齢：20代後半
職種：温浴施設の事務所職員

結婚を機にパートとして入社しました。初出勤の時に出迎えてくれたのは60代前半の先輩パートさん。厳しそうな人だな…と思っていたら、備品などの場所を教わっている時に私の前任者の悪口をベラベラと喋り始めました。

私はなぜ今ここで前任者の悪口を言うのか理解ができず、ただ相槌を打つことしかできませんでした。そして同調するような相槌を続けていたからなのか、説明が終わる頃に「あなたとは仲良くやっていけそうだわ。仲良くしましょう」と言われました。

散々悪口オンパレードを聞かされた後にその台詞を言われたので、「この先輩パートさんを敵に回すとよくない」と同時に「この職場でやっていけるのかな…」と不安に思いました。本当にこの予感は的中しました。

事務所の職員は副施設長・管理者・先輩パートさん・私の4人のみ。施設長は他の施設も兼任しているため、たまにしか事務所にいません。管理者も施設内巡回など業務が多くあまり事務所にいないため、事務所の中は副施設長・先輩パートさん・私の3人でいることがほとんどでした。

私を含め3人とも全員女性。副施設長と先輩パートさんは仲が良く、しょっちゅう二人で会話をしていたのですが陰口のスイッチが入るとヒートアップして気まずかったです。

たまに同調を求められたのですが、陰口は聞きたくない主義の私は会話がわからず「はぁ」とかそんな返事をしたところ「どうして聞いてないの！」と逆に怒られてしまいました。

仕事内容は主に納品書整理や、備品発注。あとは清掃や雑用。本来はそれだけでしたが、入社して2ヶ月目に突然管理者の仕事を任されました。役所報告資料・自治体の広報掲載原稿の作成と提出、月次集計表の作成、施設内でレッスン開講中の講師とのやりとりなど。

それも引継ぎは流れるように上っ面の部分をサーッと説明しただけで終わり。「後で詳しく記した資料を渡す」と言われたけど、全くその資料はもらえないまま管理者は別の施設へ異動していってしまいました。仕事内容は管理者以外誰も知らなくて、過去に提出された資料や原稿を見ながら取り組むしかありませんでした。

勤務時間にも問題がありました。扶養範囲内で働くことを面接の際に話して約束したはずなのに、組まれたシフトは週5日フルタイムのオンパレード。しばらくの辛抱だと言われましたが、結婚前に結構収入があったこともありこのペースだと扶養から外れる可能性が出てきたので副施設長に訴えてシフトを減らしてもらいました。

これが最初の2ヶ月であった出来事で、その後も給料明細がもらえなかったり理不尽なことも多くてやっていける気がしなくなりました。正社員ならまだしもパートなので、さっさと辞めて違う職場を探そうと思いました。