【保育士】自分の家族を犠牲にしてまで働いて、良い仕事が出来る人なんているのでしょうか【20代後半】

職種：保育士
年齢：20代後半

今現在保育士として働いている、こども園を辞めたいと思っています。私が辞めたいと思う理由は、お給料などの問題ではなくて、職員に対しての思いやりの無さです。職員を何だと思っているのか、全く大切にしている気がしないです。

こども園というのは、保育園と幼稚園が一緒になった施設です。色んなご家庭のお子さんを預かっています。中には荒れている子もいますし、複雑なご家庭のお子さんもいます。

子どもと親への日々の養護・教育に身を削る想いで励んでいる私たち現場の保育士ですが、プライベートは複雑な想いです。子どもを育てながら働く先輩保育士は、我が子の参観日に休みもとれず、子どもとの時間を犠牲にして働いています。

このご時世の中、産休・育休の実例も全くありません。勤務時間よりも朝早く出勤し、夜遅く退勤するなんて当たり前、と思われていて、私も結婚をしている身ですが、家庭を犠牲にしてまで働かなければならないのか・・・と悲しくなります。

働く者と、働く者を使う者は、持ちつ持たれずの関係です。お互いに感謝し合い、働く者はお給料を頂き働かせて頂いていることに感謝をする、使う物は、いくらお給料を払っているからといって、働いてくれていることに感謝をする、その気持ちが大事なのだと思うのですが・・・

今の現場では、完全に上下関係がはっきりしていて、保育士のプライベートなんて、どうでも良いといった感じです。

私個人の想いとしては、自分の家族を大切にすることが出来て初めて、よそ様のご家庭のお子さんも、大事にしようと思うことが出来ると思うのだけれど・・・自分の家族を犠牲にしてまで働いて、良い仕事が出来る人なんているのでしょうか。

目先の利益ばかりを考え、職員に長い目で見て長く働いてもらいたいというような雰囲気は、一切見られません。そんな職場に長くいたいなんて、これっぽっちも思いません。

職場にいる限りは、大人しく穏便に済ませ、次の職場を見つけて辞めてやるという想いで日々働いています。

子どもはとってもとっても可愛いのですが、いつも心のどこかには、そんな不満を抱えているので、自分にとって100％の仕事が出来ているとは思いません。

保育士の仕事って素晴らしいです。重労働ではありますが、その分子どもから返ってくる成長や感動があります。そんな現場を苦痛なものにしているのは、経営者や園長です。

良い施設にするために、現場の保育士のスキルを上げるために、もっと職員の色々な事情を考えて欲しいと思わずにはいられません。