【接客】社長の身内が同じ職場にいると、どうしてもその他の社員と壁が出来てしまいます【20代後半】

職種：接客・販売
年齢：20代後半

以前働いていた職場で、約8年間勤務していました。退職を決意した一番の要因は、子どもでした。土曜日・日曜日・祝祭日・盆・ゴールデンウィークなどは一般的に接客業は仕事です。私の職場は年間休日が70日前後だったので、かなり少なかったと思います。

私は男性ですが、生まれたばかりの子どもを抱いて考えました。今の職場だと毎週どこかに遊びに連れていくことも叶わない。まして幼稚園や小学校の行事さえ満足に参加できないかもしれない。子どもとの接点が少ない事を理由にして教育をないがしろにしてしまわないか。このような事を考えた時、私は転職という道を選びました。

基本的に子どもへの教育は親がするものだと思います。全ての親は、子どもが健全に育ってほしいと願うのではないでしょうか。親は自分の持てる全ての経験を子どもへ少しづつ託し、未来をゆだねる。子育てとはそういったことではないでしょうか。その重大な事に対して、仕事が障害になると感じました。

他には、その会社がファミリー企業だったこともあります。社長の身内が同じ職場にいると、どうしてもその他の社員と壁が出来てしまいます。また身内社員はことごとく要職に就いているのです。これではどうしても公平さを疑ってしまいます。

会社の方針などの提案も家族で最終決定しているような、なんとも言い難いバカバカしさがこみあげてきたのです。社長の身内だからと要職に就かせるのでは本来能力のある人材は成長できないと感じました。そういったところから、会社の行く末に不安を抱いた事は確かです。

現在働いている職場でもやはり不満はあります。勤務して約1年が経ちました。今でこそ転職の気持ちは落ち着いたものの半年時点では他社へ面接に行ったほどでした。

そこは社長を含めて2人の零細企業なのですが、会社立ち上げから2人で頑張ってきたようでかなり仲が良いのだと思います。同業である程度業界の事を把握しているのですが、場所が違えば仕事内容も違います。小さなミスが少しづつ積み重なり、社長は私を半分無視するようになりました。

休憩時間などにも社長と話をすることは無く、必要最低限の仕事の会話しかしませんでした。その姿勢には私は強く憤りを感じました。結局2人でやりくりしていきたいのなら初めから募集するなと言いたかったです。初めてする作業などもあり私は私で精一杯でした。精神的にも今までで一番不安定な時期だったと今は思います。

少し慣れた今ではそういった事は無く3人の会社でボチボチやっています。