【卸売業】戦力にみなされてもいないので作業も特にありません【20代前半】

職種：卸会社
年齢：20代前半

全体的に、「事前に提示された条件とは全然違う」ということばかりでした。しばらくもせずに、毎分毎秒「辞めたいと」思うようになり、数か月で退社しました。

一番大きかった理由としては、お給料が言われていた額より大幅に少なかったです。差し引き前と手取りの勘違いとかではなく、「手取りで月給17万円」とされていたのが、実際は手取り14万円でした。何の通達もなく変わっていて、何だか不信感を覚えました。

当時、17万よりも高い月給の別会社からも内定をもらっていたので、「17万なら、業種や待遇的にギリギリこちらがいいかな」と内定を受けたのに、月給が14万ならもう片方の会社に行けばよかったです。

もう一つは、営業事務として或る上司の下につくはずだったのですが、実際は違うフロアの違う先輩のもとに配属されました。しかもその先輩は「別に新卒なんか要らないし」というスタンスで、厄介者として見られました。

新卒を受け入れる状態も整っておらず、研修もなく日々雑用の日々。ただ伝票を打ち続けたり、次の作業を聞きに行くとうっとおしそうに睨まれます。本当に胃が痛かったです。

或る上司の強い勧めで入社できた私はその上司にとっては仲間として期待されていたらしいですが、要はその上司が孤立していたのでした。そのお墨付きと言うだけで、その気がなくともスタート時点から他の社員から敵対視されました。

新卒を受け入れる気もなかったため、同期もいなくて相談相手もいない。唯一の味方になりそうなその上司は入社だけさせておいて放置です。一人で耐えぬくには厳しい状態でした。

給料と同様、勤務日数も勤務時間も事前の話とは全く違っていました。土日休みのはずが、土曜は出勤。勤務時間は私だけ30分早く行って毎日一人で会社中を掃除。退社時間は、特にすることがなくても先輩たちに付き合って残業。でも残業手当は付きません。

戦力にみなされてもいないので作業も特にありません。在庫をえんえん数えたり整理整頓したり。ムダとしか思えない時間を過ごしました。そして聞えよがしに「あの提案はないよね。第一新卒に意見とか求めてないし」と陰口まで聞こえてきます。

上司に言われて仕方無く新商品の提案を出すことになって、「何故私が」と思いながら提出したらこの様です。とにかく毎日が臨界点だったので、「具合が悪い」と言ってトイレで泣いてばかりいました。

どうやら上司が私を採用するために正式の採用情報と違うことを言っていたのでしょうが、私も入社自体が初めてのことで、そんなことがあり得るのかと信じられない気持ちでした。

一応申しておきますと、別にその上司と深い仲だったとか、前々からの知り合いとかでもありません。バイト感覚でその会社のイベントにスタッフとして参加したら「うちに来てほしい」と言われただけです。

内定をもらえたのはすごく嬉しかったですが、実際は事前説明とは全く違っていて、訴える気力も交渉する気も起きないほど、望みももう何もなくなっていました。