【製造業】本部のスタッフが人を育てるという気がまったく無い職場だった【30代後半】

職種：派遣（製造関係）
年齢：30代後半

以前、思うような仕事がなく生活の為に派遣で製造関係で働いていたことがあります。製造関係というと、簡単にいえばライン作業ですね。コンベア等から流れてくる物で自分の担当分野だけ作業をして次へ流れていくという・・・。

ラインで働いたこともある人でなくてもこのような仕事内容は知っていると思います。私自身はサラリーマンしかしたことが無かったのでラインで働いたことはその時が初めてでした。

頭ではどのような仕事をするのか分かってはいました。いざ働いてみると、最初は余裕がなく自分の作業で目いっぱいでしたが、慣れてくると仕事自体はこなせるようになってきました。

決まった作業で、決まった数をこなせて、決まった報酬を貰える。今まではノルマ、ノルマの仕事だったのである意味ストレスなく快適に生活することができていました。

ところが、働き出して数か月経った頃からだんだんと感じ方が変わってきました。簡単に言えばこの仕事が嫌になり辞めたいと思うようになったのです。

何が嫌だったのかというと２点ありました。一つ目は、本部のスタッフが人を育てるという気がまったく無い職場だったことです。ラインは本部のスタッフがグループに分けて働いていたのですが、どのラインに行くのかを振り分けするだけ。ラインでの製造過程はグループの責任者に丸投げ状態です。

ライン内でも色々と仕事があるのに、ずっと同じ作業の繰り返しをしていました。最初はそんなものなのかなと思っていたのですが、一時期ラインの人が病気になり来れなくなりました。本部のスタッフがやってきて〇〇さん、この仕事出来る？って聞くんです。

私は同じ作業しか行ったことがないので「出来ないです。やったことがないです。」と答えると同じラインなのに何故できないのか？と言われました。

主要な仕事をしている人が抜けると一気に仕事が回らなくなるんですよね。しかしそれに対しての管理を全くしていないのです。管理の仕事なのに現場任せで全く管理していない。そういったことろが見えてくると凄く嫌になりました。

二つ目は、シフトでの勤務だったのですが、本部スタッフの手違いで休日なのに本部では出勤日となっていたことが１か月の間に２回もありました。

間違いは誰にでもあるのでそれ自体は仕方ないと思ったのですが、後でタイムカードや、給料明細をみるとその２日は「欠勤」という扱いにされていました。これは自分的には非常に許しがたい行為でした。

何も指示されていないのに欠勤扱い・・・。一つ目の嫌になった理由と共にかんじたのが、本部スタッフの未熟さです。その場しのぎでラインが動けばそれでよく、全く人を育てるという概念が全くないところが寂しかったです。