【事務】宴会でも部屋のみでもお酒を注ぎに回り、少しは飲めと嫌いなビールを飲まされ私は何の為にこの会社に入ったのだろうか【30代後半】

職種：一般事務
年齢：30台後半

学生時代、内定をもらった時は本当に嬉しく希望に満ち溢れていました。第一志望の会社に入社出来る喜びと新たな出会いに期待していたのです。入社してしばらくは研修で様々な部署を見て回り、管理部門からお客様応対をする第一線部署、週替わりで仕事を体験しながら希望する部署を絞りました。

人事や総務を希望していたものの、実際はお客様応対や一般事務を行う部署へ配属されました。飲み会の多さには入社当初から驚いていましたが、配属されると連日のように歓迎会や懇親会で毎晩居酒屋へ直行です。

私はお酒も弱く、上司や先輩たちに気を使いながら遅い時間まで付き合うのが苦痛でなりませんでした。最初だけの我慢だと自分に言い聞かせながら耐えましたが入社して半年経っても毎週のように飲み会は開催されました。

中には二日酔いで会社を休んだり、業務時間中に休憩室で寝ている先輩もいて上司も指導するわけでなく見て見ぬ振り。そんなだらしのない職場に呆れ、尊敬出来る上司も一人もいない状況に入社したことを後悔していました。

仕事内容は、日々勉強なのでノートを片手に必死で覚えて行きましたが、指導役の女性はバツイチで性格も気分屋だった為、わからないことを聞くのに、とても気を使いました。機嫌が悪い日は挨拶しても無視が当たり前です。気を使い過ぎて胃が痛み、食欲も出ません。

しかし夜は飲み会があり、女性の先輩は参加するのに自分は行かないのも気まずく感じ、渋々参加しました。飲み会の席ではお酒も入り、先輩も機嫌よく過ごしていましたが、またいつ態度が豹変するのかと怯えて過ごすので全く楽しくなく、解散になるまで我慢するしかありません。

そんな部署で、恐ろしいことに温泉旅行に行くことになりました。幹事は、新入社員なんだから絶対に参加するようにとプレッシャーをかけてきます。日帰りでなく、宿泊となると一体何時まで飲み続けるのだろうかと途方にくれます。

いざ、旅行当日。全員参加です。隣の部署と合同だったので他に女性はいましたが、気を使う人たちと一緒に寝るなんて辛すぎると思いました。宴会でも部屋のみでもお酒を注ぎに回り、少しは飲めと嫌いなビールを飲まされ私は何の為にこの会社に入ったのだろうかと虚しくなりました。

このご時世、社内旅行があることにも驚きだし、休日に集まってバーベキューをしたり、業務後も頻繁に飲み会があったり、多少のコミュニケーションは必要ですが度が過ぎているように思いました。仕事の内容でなく、私の場合は人間関係や社内の飲み会の多さが辛く辞めたいと思ったのです。