【飲食店】ある日いきなり皆の前で、レジのお金を盗んでいないか聞かれました【20代前半】

職種：飲食業
年齢：20代前半

私が働いていたのは全国チェーンのレストランでした。そこでは調理、皿洗い、接客、お金の管理等々すべて任されていました。店長ではありませんが、どのポジションに欠員が出ても対応できるように全て覚えました。また、仕事はその店舗だけでなく、他店へ応援に行く事もありました。

その他店等３～４か所（もっと？）を見ているスーパーバイザーというポジションがあって、私はその人がとにかく嫌いでした。自分の武勇伝をとにかく語って、人に完璧を求めるのですが、じゃあ本人はできてるのかと言えば全くと言っていいほど使えません。

でも毎日毎日えらそうに注意されます。それだけならまだ良いのですが、怒鳴ってくることもしょっちゅうでした。しかも、アルバイトやパートのおばちゃんたちに対してもです。正直、そんなに怒る内容でもなく、例えば〇〇が見当たらない・・・とか、声が小さかったとか、しょうもないことです。質問すると毎回怒ります。

だから、アルバイトやパートの人達には、質問は私にしてねって言っておきましたが、一度彼のスイッチが入ると誰それかまわず怒鳴り倒します。幸い私には周りの理解があったので、はいはい適当に聞き流しておけばいいと思っていました。

しかし、ある日いきなり皆の前で、レジのお金を盗んでいないか聞かれました。私がレジ締めの日ばかりお金が減っていると言うのです。私はショックで何も言えず、ただただ悔しくて悲しくて泣けてきました。

レジは、正直に言うと毎日誤差があり多くて千円単位でお金が足りない日もありました。逆に多い日もありました。それも全て毎日本部に報告していました。それに、いくら計算されていると言っても人間がレジを扱っているので、お釣りのミスはあります。

それでもあってはならないことなので、教育するときも確認を心がけるように努めましたし、自分でも二重チェックするようにしていました。

その人はただの気分で言っているのも、私が気に入らないというのもわかっていますが、それでも本当に悔しかったです。もちろん周りのスタッフはわかってくれていたと思っています。

それ以来、以前に増してその上司の顔を見るのも声を聞くのも嫌になっていきました。そして怒鳴られるだけで涙が出そうになったり、会うのが憂鬱でした。暇なのか、その人はほぼ毎日私の店舗に来てずっと喋ったり、いきなり店に来たりしていました。

そして鬱っぽくなっていったことと、他の場所で転職の話を頂いたのでその仕事を辞めました。どんなにたくさん理解者がいても１人が本当に嫌だったら職場や仕事自体が嫌になります。

しかし、それに耐えれる強靭な心を作らないと逃げてばかりでは、またいつか似たような人に会ったときにまた逃げるだけなのか？と自分自身に行っていますが今のところは人間関係良好に今の職場で働いています。