【医療】おばさんスタッフも多いためあっちで誰かの悪口、こっちで誰かの悪口【20代後半】

職種：医療系専門職
年齢：20代後半

地域のクリニックに勤務する専門職です。町医者というのは良くも悪くもアットホーム。利点もあるけど欠点の方が多いと感じています。私は就職したことがないので想像にすぎませんが、一般企業のいわゆる零細企業もこんな感じなのかなぁと思っています。仕事を辞めたいと思った理由は以下のことが挙がります。

1）院長の独裁政治である
ワンマン社長にあたるのがクリニックの院長です。先生の診察なしには患者さんが来院せず、収入はないことになります。なので基本的にはご機嫌を損ねないように皆一生懸命、完全の仕事よりもそちらに気を遣っているような。本末転倒もいいところです。

2）院長が高齢で、正直怪しい部分がある
診察には医師の主観が入るものなので難しい部分もありますが、明らかに「判断違ってない…？」と思うこともたまにありました。しかし指摘して期限を損ねては大変です。患者さんにとってよほど不利益を被る場合は上手く指摘していましたが、胃が痛い瞬間でした。

3）症例が少なく、技術が伸びない
街のクリニックなので当然ですが、割と症状の軽い患者さんがいらっしゃるため大病院に所属した時と比べて医療技術は伸び悩みます。

4）人間関係が濃密すぎる
雇用されている人数が少ないため、人間関係は密です。おばさんスタッフも多いためあっちで誰かの悪口、こっちで誰かの悪口…自分が巻き込まれては大変なのでなるべく遠巻きにしていました。口は禍の元とはよくいったものです。

5）院長の気まぐれの謎のイベントがある
クリニックなのに常連（？）患者さんとのクリスマス会や近くの神社のお祭りに参加…もちろん準備等は無給です。入院施設で帰宅できない患者さんのためならまだしも、なぜ通院している人のためにわざわざ。スタッフみんなめんどくさがっていましたが院長先生には逆らえないので我慢しました。

6）突発的な飲み会が頻繁にある
いきなり「今日飲みに行こう」と言われることが頻繁にありました。しかしほとんどが既婚者で家庭がある上に、お子さんがいる人も多くみんな渋い顔。子どもがいない私や若いスタッフが数回に一回は参加しましたが全然楽しくありません。しかも、連れていかれたしなびたお寿司屋さんの魚にあたってしまって翌日大変くるしんだこともあります。

7）残業は1時間以上しないと残業扱いにならない
「昼休み分を換算して」とよくわからない理由をつけられていました。1秒でも早く帰るべく、皆頑張っていました。

こんな職場ですが先日めでたく退職が決定しました。残りの日々あと少し耐えようと思います。