【介護】このまま逆らっていると評価を下げるということを言われた【20代後半】

職種：介護関係
年齢：20代後半

当時、私は知的に障害のある方が通所してくる施設で働いていました。そこは主に知的に障害を持っている方が、障害ごとに分かれたグループでそれぞれの活動に参加して日中を過ごすという施設でした。

私はそこの施設で働き始めて3年目でしたが、2年目の時に1年目にいたグループとは別のグループに移動になったため、当時のグループで働き始めて2年目という年でした。

当時私が働いていたグループは自閉症という障害を持っている方々のいるグループで、支援の仕方も独特なものがあり、ほかのグループから応援で一日入ったくらいでは、支援の方法をすぐに理解できるようなグループではありませんでした。

また、他害のある方も複数名いたので、移動の際などは１対１で周りの利用者とすれ違う際などは、利用者と利用者の間に職員が入り、他害等が仮にあった時でもカバーに入ることができるようにするなどの対応が求められていました。

そうしたグループですので、始めてそのグループに異動になった時は、覚えることが多くとても大変だった記憶があります。しかし、異動した年のリーダーはとても頭が良く仕事もしっかりできる方で、丁寧に私に支援の仕方などを教えてくれたので、楽しく働くことができていました。

しかし、そのリーダーが精神的な病気になってしまい、休みがちになってしまった頃から、大きな変化が出てきました。自閉症のグループで働き始めて2年目になる時に、その年度の新体制が発表されました。

自閉症のグループのリーダーは、私が好きだったリーダではなく、別の人が務めることになりました。前のリーダーが病気になったことがリーダーが変わった要因でもあるようですが、私を含めて前年度から引き継ぎとなった職員は2人しかいなくグループ内の4人は自閉症のグループは初めてというメンバーでした。

上司に他害がある中では危険であるため、前のリーダーを4日間程度で良いから戻して欲しいと話をしました。その4日間で引継ぎを行い、より安全に支援していくためです。しかし、上司は納得しませんでした。

また、私に対して「これから長く働いていくのであれば、このまま頑張ったほうが良い。毎年職員の評価をしているのは私なのだよ。」と言ってきました。つまり、このまま逆らっていると評価を下げるということを言われたのです。

このような上司がいる職場では働いていたくないと心から思いましたが、私が辞めてしまうと利用者が困ってしまうと思い耐えました。今思い出しても腹が立ちます。