【教師】本来自由になるはずの時間を懇親会や職員旅行でつぶされてはたまりません【20代前半】

2015/02/02 2015/02/02

職種：公立学校教員
年齢：20代前半

とにかく、無駄な仕事が多いというのが正直な気持ちでした。職員会議と称した無駄な会議とか、研究発表会とかいった、あまりにも無意味に思われる行事とかが多かったのでした。

そして、それらの会議や行事のために、かなりの時間を費やしていたのでした。教員として働き始めた時には、純粋に子どもに勉強を教えることが仕事だと思っていました。でも、現実は違っていました。無駄だと思われる行事に振り回されることが多いのでした。

たとえば、遠足とか運動会とかいったことは、それなりに意味があるといえます。しかし、研究発表会と称した行事や、研究論文の作成といったことは、基本的に、子どもの指導とは切り離されたものでした。そして、そういった資料の作成のために、毎日残業を強いられるのでした。

こういった自分には無意味だと思われることのために残業するのはとても苦痛なことでした。そういったことから、真剣に退職を考えたのでした。

また、懇親会と称した飲み会が多いのも大変でした。小さな子どものいる同僚も多かったのですが、それでも、そういった懇親会は断りづらい雰囲気のあるものでした。

また、学校によっては、職員旅行のための積立として、1ヶ月の給料から10000円も天引きされることがありました。これも、ちょっと驚きでした。こんなことのために仕事をしているのではないというのが正直な気持ちでした。

残業だけでなく、本来自由になるはずの時間を懇親会や職員旅行でつぶされてはたまりません。こういったことの積み重ねがわたしが辞めたいと思う気持ちにつながったのでした。

ある時、高校時代の恩師にそのことを相談しました。そうしたら、それで金もらっていると思えばいいといわれてしまいました。そのことばは、わたしにとっては、意外な一言でした。しかし、その一言にかなり救われたのでした。

それからは、納得のいかないことがあっても、給料のうちだと考えられるようになりました。そして、給料日が楽しみになってきたのでした。やはり、お金を得る手段だと思えば、どんなこともがまんできるのだなあと感じたのでした。

ただ、やっぱり、無駄な会議や行事というものはやめて欲しいと思っています。学校の教員というのは子どもに勉強を教えるのが本来の仕事だと考えるべきです。その本来の仕事のための時間が奪われるようなことはやめたほうがいいと考えます。それは、子どものためにも、そして、教員のためにもです。

あなたはこの人の仕事を辞めた理由、辞めたい理由をどう思いますか？率直なご意見を是非お聞かせください。気軽にコメントを書き込んで頂けると幸いです。