【営業】自分の気に入る社員のみで脇を固め、イエスマンの意見しか聞きません【20代後半】

職種：営業職
年齢：20代後半

仕事を辞めたいと思った理由は、経営者の質の悪さです。今もその会社で働いてはいますが、いつ飛び出すかは時間の問題です。その会社は、元のオーナーから投資ファンドである今の経営者に事業譲渡され、営業を続けています。が、この経営者がどうにも質が悪いのです。

まず、会社の商品に愛がありません。会社の本業は、生活必需品ではなく雑貨のような所謂嗜好品の開発、販売であり、業界でも割と大手の会社ではあります。働いているスタッフはみな、商品に愛がありプライドを持って仕事をしています。

しかし、経営者にはそれがないのです。儲かれば、今の商品に拘らず、別の物でもいいのではないかと言う事を平気で考えています。それこそ飲食業に転向しよう、位の大きな変更をしゃあしゃあと言います。

同じ業態で何年も続けていける会社が少ないのは当然ではありますが、であれば別の会社を興してそこで一からやるべきだと誰もが思っています。また商品に愛がないので、新商品開発も非常に雑で、善し悪しが判断できない癖に必要以上に口を出したがるので、結果纏まらない事も多い状況です。

次に、経営者であるのに自分で最後の責任を取ろうとしません。いいことがあれば自分の業績、悪い部分は部門長のミス、という棲み分けがはっきり行われている為、真面目に仕事をする事がバカらしくなってきます。

おまけに社員をバカにしている節があり、能力のない連中を使うのは骨が折れる位に思っているようです。もし自身に能力があるのであれば、能力のない人間を上手く使えてこそという側面もあると思うので、語るに落ちるとはこの事だと思います。

最後に、会社の私物化が甚だしいという面があります。自分の気に入る社員のみで脇を固め、イエスマンの意見しか聞きません。その中に特に仕事ができる訳でもない、所謂お局の女子社員がおりその社員の意見で会社の方針を決めてしまうこともあります。

社員登用が決まっていたパートの登用をその女子社員の一言で取りやめる。新商品の決定もその社員の意見で決まってしまう。白けることこの上ない状況で、踏ん張りどころである会社の業績はますます悪化しています。

また、会社の資金に関しても私的な使用や勝手な事業への投資などあり、社員には経費削減を指示する一方、自身はだらしないお金の使い方をしています。

経営者である以上、会社を自由にする権利があるとは思いますが、あまりにも目に余る状況に皆辟易しています。尊敬できるリーダーの不在というのが、ここまでモチベーションを下げるものかと痛感しております。会社は好きだけど経営者が嫌いという、真綿で首を絞めるような状況にもう耐えられそうにありません。