【航空】そんな人がいる場にいること自体が恥ずかしくなった【20代前半】

職種：航空業界
年齢：20代前半

私が、幼い頃から憧れていた職業に就くことが出来たのは、本当にうれしいことでした。大学に入学するまでには、その企業に就職するに有利な大学にをと就職する時のことを最優先に考えて進路も日々の習い事なども頑張っていました。

今のように、簡単にスマホなどで情報が得られる時代ではなかったので、本屋に行っていろいろ調べてみたり、飛行機に乗った時には乗務員の方々に色々聞いたりしながら自分にできることを一生懸命やってきました。

私の夢を家族も賛成してくれ、そして、とても協力的でした。高校時代には、英会話教室にも通いました。大学時代に入っては、その職業に就くための専門学校の講習を受けに行ったりしていました。

その甲斐もあり、希望した航空会社には、新卒で全て内定をいただきました。どの航空会社に就職しようかとずいぶん悩みましたが、私が幼い頃に憧れを持った時に乗った航空会社に就職することにしました。

何もかもが初めてで、本当に新鮮な感じでした。最初の訓練に始まり、毎日の私の日常の中には大好きな飛行機がいつも目の前にあると言うようなそんな素敵な日々でした。

訓練は、とても大変なものでしたが全てはじめてだったということで本当に一生懸命になって頑張ることができました地上での訓練に加えて、飛行機での訓練と訓練ばかりの日々が過ぎました。

この時はまだまだ夢がいっぱいで辞めたいなどと思う事はありませんでしたが、訓練に関わる教官や実際の飛行機の上での訓練の際の先輩などの本当に人としてどうかと思うような発言や言動にはびっくりさせられる毎日でした。

お上品にとはかけ離れたものでした。でも、お客様の命を預かるとても大切な職業であるということで厳しいのは当然のことだと思っていました。実際に業務が始まり、毎日が順調に楽しくすぎていたかと思っていましたが、そこはやはり女の世界でした。

私は当初から少しいじめられる傾向にありました。と言うのも意外と何でもすんなりと素直に受け止めるので業務にしろ覚える事にしろスイスイと頭に入ってきてきちんと業務を行うことができました。

今思うと少しどんくさい位の人の方が先輩もかわいがりやすかったのかも知れませんが、それはとてもひどいいじめだったと思います。

私自身は、当時は本当に一生懸命でしたのでそのことに気がつく事はあまりなかったのですが、とてもひどいことをされていると言うことを聞いたときにはびっくりしました。

それが直接に辞めたいと思った原因ではありませんが、自分の憧れていた職業の方がそんなことをするなんて信じられなくなりそんな人がいる場にいること自体が恥ずかしくなりやめることにしました。