【事務】周りが無茶を言っているのか自分の能力が足りないのかもわからない【20代後半】

職種：工事関係事務
年齢：20代後半

工事関係の会社の事務を4年間パートとして勤めました。パートとはいえ、週5日35時間のほぼフルタイム勤務でした。もちろん会議にも出席しますし、四半期会議のような大事な会議資料の作成も行っていました。

面接時に、雇用保険・社会保険等の福利厚生はしっかりしていると言う話だったので入社を決めました。実際、入社後も社長から雇用保険・社会保険加入の許可は下りているからあとは手続きだけと言う話を上司からされていました。

しかし、いくら待っても手続きをしてくれないので毎週上司に保険加入のお願いをしていました。

直属の上司は部長でしたが、経理担当が社長の奥さんだったため保険にかかるお金を節約したくて手続きをしなかったんだと思います。従業員20名程の社長ワンマンの中小企業だったので、社長と奥さんの意志は絶対権力でした。

結局、雇用保険に入れたのは入社して4か月後でした。社会保険には入れてもらえませんでしたが、正直入っても…と言う思いもあり社会保険に関しては泣き寝入りしました。

雇用保険の加入も、その時期に中途入社の男性社員がいたのでそのついでに手続きをしてくれました。中途入社の社員がいなければもっと長い期間雇用保険に入れなかったと思います。

その後は、奥さんに対して多少の不信感を持ちつつも普通に仕事をしていました。しかし、部署異動の多い会社だったのでパートではありましたが入社3か月ほどで部署異動がありました。

総務部に異動になり、備品管理や制服管理等、裏方業務についたため会社の中心となる工事の事に触れることがなくなりました。

その後、また工事関係の部署に異動になりました。正直、この時の部署はとても居心地が悪かったです。

部署会議も人によって「出席して」「出なくていい」と考え方がまちまちで、上司命令で会議に出席すると他の人たちから「え？出るの？」と言う顔で見られました。

急ぎの仕事を3個も4個も押し付けられて、上司に相談すると「無理だったら手伝うから言って」と言われますが、実際手伝ってもらったことはありません。

仕事を持ってきた人にも「○○と○○の業務があるので○時には出来ません」と伝えて「わかった」と言われますが、その時間に出来ないとすごく責められました。

この部署にいた時は、周りが無茶を言っているのか自分の能力が足りないのかもわからないくらい毎日いっぱいいっぱいでした。それでも、最初にいた部署にまた戻れる可能性があると信じ精一杯努力していました。

数か月たったころ、この部署の部長・課長に呼び出されました。内容は仕事ができないからクビにします。という事でした。

今まで言わなかったけど、これはこうしてほしい、ここが間違っているという話をされました。数か月一緒に仕事をしてきて、初めて言われました。そして、部署全員がもう我慢できない、満場一致でクビが決まったと言われました。

一度も注意されていないことを我慢できないと言われる意味が分かりませんでした。今までは、辞めたくないから頑張っていましたがここで「いつ辞めてもいいや」と思うようになりました。

一か月後に退職と言う話をされましたが、最初にいた部署の部長が、あの部署がおかしい一緒に仕事しよう。と声をかけてくれたので、部署異動し仕事を続けました。

その後も仕事を続けてはいましたが、いつ辞めてもいい、今日辞めてもいいと言う意識でずっと働いていました。

その後も数回部署異動があり、最後は新規創設の部門になりました。その部署は新規部署ということもあり、社長の干渉がとても強かったです。

最終的には、「勤務時間を変更しなければクビ」「○○をしなければクビ」とパワハラを受けました。

正直、そこまでして働きたい会社ではなかったので「じゃあ辞めます」と退職しました。工事と言う職種上なのかもしれませんが、パワハラ・モラハラ・法律違反の横行する最低の会社でした。