【事務】自分の父親とさほど歳も違わないのに情けない上司【20代後半】

年齢：20代後半
職種：事務

現在30代の女性ですが、20代後半に結婚を機に会社を退職しました。それまで勤めていた会社は中小企業で、少し専門的な知識もいる商品の販売を行う仕事でした。接客の業務に加え事務仕事や雑務もこなさなければいけなかったので慣れるまでは大変でしたが、当初配属された店舗では上司もとてもいい人たちばかりで、同期の社員とも仲がよかったので毎日充実した社会人生活を送っていました。

ところが働き始めて2年ほど経ったころ、別の店舗への異動を命じられて違う店舗へ勤務することになりました。その新しく異動した店舗は私を含め5人の社員が働いていましたが、私はその中でも一番下っ端でした。しかし、新しい上司となった人（店長）がとても頼りにならない、空気の読めない人でした。

かなり年齢はいっていたと思います（50代）が、こちらが質問したことに対してもはっきりとした答えも出せないし、対処の難しいお客様がきて相談をしても「わからないから頑張って」というような感じで突き放され、そのくせいつも口を開けば愚痴ばかり・・・当時は本当に会社に行くのが嫌でたまりませんでした。

要領も悪く、お客様がたて込んだりした時でもなんだか一人でばたばたしているような感じでした。それを見ているだけでも気分が悪くなりました。そして自分が暇なときはくだらない話を一方的にべらべらと喋ったり「暇だから眠たい」とか、本当に子供みたいなことばかり言っていて、自分の父親とさほど歳も違わないであろうこの上司が情けなくなりました。

そのうちに私ストレスもどんどんたまっていき、不眠や食欲不振に悩まされるようになりました。診療内科では「うつ病のボーダー」と診断され、しばらく通院をしました。そのころ一番会社をやめたいと思いました。

でも、自分に非がないのに会社を辞めることだけはしたくなかったので、いろんな形でストレスを発散して何とか耐えていました。そうこうしているうちに、そんな上司が店長でしたから店の売り上げも伸び悩み、最終的に店舗が閉店されてしまいました。私はいまでもその原因は、その上司にあると思っています。

やはりどんなに下っ端の私たちが頑張っても、店の顔である店長が優れていなければお客様は当然ついてきませんし、売り上げも伸びるはずがありません。結局その上司とはこの店舗での勤務以後は一緒に仕事をしたことはありません。その後も会社の会議や忘年会などで何度か顔を合わせる機会はありましたが、私もあからさまに避け一度も話したことはありません。