【事務】その我慢が結局自分の心身をむしばむ【20代前半】

2014/11/13 2014/11/18

年齢：20代前半
職種：塾の事務員

私は大学卒業後就職活動を行いましたが結局上手くいかず、最終的に実家から通える距離にある塾の事務員の仕事に就くこととなりました。一応正社員ですが、ボーナスは無くその上低賃金であまり良い条件では無かったと思います。

塾に通っているのは小学生、中学生、高校生で出勤は昼の12時でした。学生が来るのは夕方からなので出勤時間は遅めなのです。事務員での採用でしたが人手が足りないということで講師の仕事もさせられました。私個人としては人に何かを教えるのは苦手でしたのでそれなりに苦労しましたね。

塾の生徒は22時近くまでおり、その後もたまった事務作業を行うため毎日仕事が終わるのは夜中の0時でした。塾から自宅まで車で30分程度離れているため自宅に帰れるのは0時半から1時近くで毎日ストレスも溜まっていました。

条件も悪い上に毎日深夜まで仕事が続き、疲れもストレスも溜まってきて仕事をやめたいと感じるようになりました。上司から怒られることもしばしばあり、疲れも重なり段々と心も病んでいたので最終的にはやめる決断を下しました。今考えると将来性もない職場で、労働環境も悪く、なおかつずっとあそこで働いていたらいつか自分が壊れてしまうだろうと感じます。

この塾で働いたのは3年間ですが、よくそこまで続いたものだと自分でも思いますね。身体的にも睡眠不足や栄養失調などで不調が起きていましたが、何より上司からの毎日の叱責で心の面で限界が来ていたように覚えていています。ここの職を失ったらどうしようもないと考えてずっと我慢して働き続けていましたが、その我慢が結局自分の心身をむしばむこととなり今となっては後悔しています。

現在では心身ともに回復して違う職に就いていますが、自分を犠牲にしてまで無理して働くことは無いということをこの塾の仕事を通して学びました。自分の身を滅ぼしてしまっては元も子もありません。

実際仕事で心身を壊して、ずっと無職状態の知り合いもいるので、我慢せずに時には逃げるということも大事だと思います。先が見えないと職をやめる決断を下すことはなかなかできませんが、自分の状況がギリギリの時はやめてしまった方が自分のためにもなります。

今でもこの塾で働いていた時代のことを思い出しますが、あそこでやめていなければ今頃酷い病気になっていたかもしれません。そう考えると今元気な自分があるのはあの時やめる決断をしたからかもしれません。

- 辞めた理由 20代前半, 事務

あなたはこの人の仕事を辞めた理由、辞めたい理由をどう思いますか？率直なご意見を是非お聞かせください。気軽にコメントを書き込んで頂けると幸いです。

Comment

うちゃうちゃより:

2016年4月23日 9:16 PM

主様の気持ち凄く分かります。お若いのに良く頑張りましたね。確かに、先の仕事を考えると、辞めるのを躊躇してしまう気持ち凄く分かります。私は主様のお母様位の年齢ですが、上司から罵倒され、物の言い方を知らないバカ上司に振り回されています我慢も限界があります。結構、一般的に、我慢我慢足りないとか言いますが、そんな事は決して無いと思います。必要以上の苦痛は、耐える必要は無いと思います。無駄な時間を過ごし、精神的に崩壊する必要はありません。

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