【証券】自分よりも営業成績を挙げる人をねたむ気持ちが出てきてしまう【20代前半】

職種：外資系証券会社営業
年齢：20代前半

私は以前外資系証券会社で営業として勤めていました。結局その会社では５年間勤めましたが、その間辞めたいと思ったことは何度もありました。

例えば、営業職なのでや成績を挙げるのが一番の仕事ですが、営業成績の面ではやはり都会と田舎とではお客様の金融資産の額が明らかに違ったり、年齢層も田舎に行けば行くほど高くなりますが、全国展開の会社なのでそういった点は考慮されず順位が付けられることが不満でした。都会には都会、田舎には田舎なりに大変なことがそれぞれあるとは思いますので仕方のないことですが、心の中では嫌だなと思っていました。

また、今は女性が社会で活躍する時代と言われていますが、私の会社はまだ昔の風習が残っており、女はお茶くみ要員という見方が強かったです。

時には男性社員よりも良い営業成績をとっても「○○もやってるんだからお前らもやれよ！」というように、だしに使われるだけで成績を挙げることが良いことではないようでした。また、営業職の戦力としてもあまり評価はされていなかったように思います。

私だけでなく、男性社員同士であっても営業成績が良い社員は「出る杭は打たれる」というような感じで他の社員が足の引っ張り合いをしたりあまり良い気持ちがしませんでした。

証券会社は支店や上司によってその支店雰囲気が全く違いますが、成績の良い支店ほど雰囲気がよく、仕事のメリハリが良くできていると思います。

働くときは働き、帰るときはさっさと帰る！というところが多いです。逆に成績の悪い支店ほどダラダラと残業をして、上司が営業マンを詰めて、どんよりとした雰囲気で毎日を過ごすというような感じがします。

そうなると全員で目標を達成しよう！という気持ちよりも、自分よりも営業成績を挙げる人をねたむ気持ちが出てきてしまうと思います。

営業マンは営業成績を挙げるのが仕事ですが、上司は営業マンのやる気を奮い立たせるのが仕事だと思います。

それが上手な上司が上にいる支店はやはり営業成績もよかったです。もう少し上司になる人をきちんと選んでくれると良いなと思うときもありました。

他にも、会社に勤めているとどこでもあると思いますが、少し長めに勤めているいわゆるお局様的な女性社員が支店長よりも幅を利かせており、新入社員や若い社員というだけで「これだから若い人は・・・」といつも言われていました。私が悪いこともありましたが、それにしても言われすぎていたような気がします。

というように不満はたくさんありましたが、勤めているとどんな会社でも嫌なことはたくさんあると思いますが、石の上にも三年・・・ということで少なくとも３年は勤めるという気持ちで働いていました。