【エンタメ】イベントに出る前から、暑くて暑くて大量の汗をかく【20代前半】

年齢：20代前半
職種：エンターテイメント業

以前働いていところは、ふつうの職業とは少し違う仕事をしていました。この仕事を始めたきっかけは、友達の紹介でこちらの仕事につきました。どんな仕事かといいますと、エンターテイメント業なのですが、子供達を楽しませる着ぐるみを着るお仕事をしていました。

今となっては、ゆるキャラなのがたくさん出てきているので、メジャーなお仕事かもしれませんが、少し前までは、そこまでメジャーではなかったです。なので、周りからは珍しい目で見られていました。

着ぐるみとは言っても、いろいろな種類があります。私の着ぐるみは、ホカホカの毛並みのもこもこした犬のような着ぐるみを着ていました。私が着ていた着ぐるみは、イベントなどでよくいる着ぐるみでした。そのイベントでは、ただ立っているだけではなく、ダンスのスキルや、その着ぐるみの動作などのスキルもいるものでした。ですので、そのイベント会場でだけではなく、事前にダンスを覚えたり、その着ぐるみの動作の特徴も覚えなければいけませんでした。

いざそのイベント会場に行くときは、車に乗っていろいろなところのショッピングモールなどに行きます。しかし、この着ぐるみの大変なことは、ここから始まります。

まず現地に到着したら、汗を吸収しやすい洋服に着替えます。着替えたら、着ぐるみを装着するのですが、まず装着した瞬間に、「もあぁ～っ」っとした暑さが襲ってきます。想像以上に本当に暑いです。その次に、周りが全く見えません。暗黒の世界になります。

まず、イベントに出る前から、暑くて暑くて大量の汗をかき、周りがまったく見えなくなり真っ暗なので、かなりの孤独感に襲われます。

いざ本番のためイベント会場に出るころには、疲れてしまってます。そのためダンスも踊らなくてはいけないのですが、疲れてグテグテになっているのにもかかわらず、周りも見れないため、周りとの間隔もわからなく、振付も忘れてしまって、頭が真っ白になってしまったり、大変な思いをしました。

極めつけには、小さい子供にあいさつをしようとしたところ、着ぐるみの大きさを把握しきれていなかったので、子供にもぶつかってしまったことと、本当はしゃべってはいけないのですが、普通に喋ってしまったり、踏んだり蹴ったりでした。

確かにこの仕事は、日給も高いですし、やりがいはあるとおもいますが、どうしても、暑さと暗さに耐えられず、この仕事は本当に心から「も～！辞めたい！！」って思いました。

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