【プログラマー】3か月ごとにプログラマーとして派遣される現場が変わる【20代後半】

年齢：20代後半
職種：プログラマー

ＩＴ業界でソフトウェア会社のプログラマーとして４年間勤務していました。仕事を辞めた理由は２つかあります。退職理由１つ目は、３か月ごとにプログラマーとして派遣される現場が変わり、他社に派遣されていくことにやりがいを感じれなかったからです。

これまで１０社以上のプロジェクトに関わってきましたが、自社で開発するプロジェクトは一つもありませんでした。プロジェクトは他会社からの寄せ集めで作成されることが多いため、会社の営業が金額と見合ったプロジェクトを見つけてプログラマーが面接を通過して派遣していました。

プログラマーは色んな知識が必要ですが、色んな言語を短期間で覚えながら面接に臨む日々はとても大変な思いでした。面接では、実際に現場で経験したことがないこともできると言わなければ契約をとることができませんでした。

ある言語ができればこれの言語もできるだろうと言われるのは簡単ですが、実際に現場で仕事をすることは難しかったです。人間関係も、プロジェクトを３か月の間で他会社の人たちと一緒にこなしていくという浅い関係でした。

現場で業務後に歓迎会や送別会をしてもらうことはありましたが、もっと深い関係を築いて仕事をしていくことができればやりがいが持てたと思います。

この生活が５年、１０年、２０年と続いて行くことを考えると、自分には勤まる気がしませんでした。勤めている限りこれから先の人生は真っ暗だと思ったので、退職しました。

退職理由２つ目は、サービス残業が多く、体調を崩してしまったからです。毎日１５時間ほど労働する中で、睡眠時間が２時間ほどの日々がよく続いていました。

不眠症や難聴の悩みを抱えながら体調を崩すまで勤務しました。現場のプロジェクトチームで仕事を進めていた先輩がいたのですが、その先輩は体調を崩したことで自宅療養になりました。

会社ごとに作業量が決められていたため、残りの納期内に先輩の作業も自分が行うことになりました。自分の作業が終わっても先輩の作業もあるため、更に体調が悪くなり、とうとう中度のうつ病になってしまいました。

休日に病院の心療内科に行くと、睡眠時間が少ない状態であればうつ病と同じ症状が出るとの事で、診断書を書いてもらい退社に至りました。毎日１５時間など長時間労働している方は、精神的にも体力的にも強い方だと思いました。

自分は体調を崩してまでもプログラマーの仕事をずっと続けたいとは思えませんでした。