【SE】昇格しても給与が格段あがるわけでもないのに資格取得が必須【20代後半】

年齢：20代後半
職種：システムエンジニア

システムエンジニアとして勤務していた時の会社を辞めたいと思った理由は大きく３点ありました。

１. 残業が当たり前の環境であり、仕事の拘束時間が長かったこと。
２. 昇格条件に資格取得が絶対になったこと。
３. 人間関係が面倒
以下に詳細な理由を記載させて頂きます。

1. 残業が当たり前の環境であり、仕事の拘束時間が長かったこと。
新卒で入社し、１年目はほぼ残業なしの生活が続きましたが、２年目以降は定時に帰ることができる日は１年で数日あるかどうか、終電で帰宅することも、タクシーでしか帰れない時間まで仕事をすることも、朝まで仕事をし続ける日もありました。

システムエンジニアとして、納期までに仕事を終わらせないといけないのは当然ですがこのような日々が続いていくことで、土日祝日も出勤することも多くなり、プライベートの時間を十分に取れていないことが不満になってきました。

また自分の仕事が終わっても、チームの誰かの仕事が終わっていなければ、お手伝いをすることも当然の雰囲気だったので、体調不良以外で早く帰ることがとてもしにくい環境でした。

ノー残業デーを作るなど全社課題として考えていかなければならないことを無視しているように感じており一社員を大事にしているとはとても言えない環境であるように感じていました。

２. 昇格条件に資格取得が絶対になったこと。
勤務して３年程度たったころ、昇給条件が変更となり資格試験を３種類程度取得しなければ、昇格ができない制度となりました。平日は仕事に追われており、なかなか時間を作ることが出来ないので、休日に勉強をすることが必要になりますが残業が続き仕事一色の毎日の中で、休日まで資格の勉強にあてる気持ちが出てきませんでした。

実際に昇格試験がある年に仕事を辞めましたが、同期も同タイミングでかなりの人数が辞めました。昇格しても給与が格段あがるわけでもなく、資格取得を必須としたことに不満を持つ人が増えたのは当然かと思います。

３. 人間関係が面倒
システム開発の現場だとよくあることですが、自社の社員だけではなく、他社のビジネスパートナーの方々と一緒に仕事をしていました。
上司の考え方次第ではありますが、パートナーの方々とも仲良く仕事をしようとする上司もいれば、割り切った考えをもっている上司もいました。

上司との考え方が合わないと仕事がしづらく、ストレスを感じることが多かったです。また上司と仲の良い部下には雑用を振られることが少ないなど、平等感が少なく不満に思うこともありました。