【事務】事務員はね、容姿とか愛想も必要なんだよ。君みたいに我が強かったら会社の顔とも言える事務員は向いてないよ！【20代後半】

職種：事務員
年齢：20代後半

前職で業界大手と言われている物流会社に事務員として勤務していました。会社との当初の契約内容では、事務員としての契約でしたが、入社半年を過ぎた頃から1人体制であった事務員を2名に増やし業務の円滑化を理由に倉庫内作業を覚えてもらうと、事前の連絡もなく、また事前の現場研修もないまま現場へと投入されました。

新人の事務員の育成のため、3ヶ月間のみ現場配属の予定が新しい事務員の方の意向で現場配属が半年になりました。

その後半年経過した後に、今後の配属部署を上司に再確認したころ、上司から「申し訳ないんだけど、彼女（新人事務員）が体力ないし現場には出たくないというからもう少し期間のばして現場お願い出来る？」と言われました。

新人事務員の方は、元々現場の人間で面接時に事務員を希望していたけれど既に事務員（私）が配属されていたため、仕方なく現場にいたそうです。

しかし、それではこちら納得出来なかったため事務員としての配属を希望したところ、上司の態度が一変し「新人の事務員から聞いたけど君は本当は現場に行きたかったんでしょ？」とか「事務員は合わないって言ってたと新人さんから聞いた。」と身に覚えのない内容を言われ唖然でした。

事実確認のため、新人の事務員さんも含めて上司と私の3人で話し合いをしましたが、彼女は下を向いたまま質問には答えてくれず、「私はずっと事務員したかったんです。」と涙ながらに上司に訴えるのみでした。

上司もそんな彼女の話相槌を打ち、私に「我が儘ばかり言っても仕事にはならないから、ここ数か月を見ても君は体力もあるし現場も向いてると思うから現場やってみない？」と提言してきました。

やはり納得出来なかったため、その提案を拒否すると上司が

「事務員はね、容姿とか愛想も必要なんだよ。君みたいに我が強かったら会社の顔とも言える事務員は向いてないよ！」

と突然関係のない容姿の話で痛烈な批判が始まり、最終的にこの上司や平気で同僚を貶めようとする人間とは仕事は出来ないと考え、その1ヶ月後に退職することとなりました。

その後聞いた話では、上司とその事務員は、その事務員が入社する前から恋人関係にあり彼女が妊娠したため現場作業が出来ず事務員に固執していることを現場の同僚の話で知りました。

話を聞いた上で改めて、退職して良かったと思えました。社内恋愛は勝手ですが、部下を持つ社員が役職を濫用し、さも当たり前のように恋人や奥さんを優遇する古風な家族経営のような体制をもつ会社が今も尚存在するのだなと思いました。