【事務】今まで我慢していた事が全て吹き出てしまいもう気持ちは辞めたいしかありませんでした【20代後半】

職種：販売業事務員
年齢：20代後半

私が過去、仕事を辞めたいと思った出来事を紹介します。当時働いていた職場は販売の会社で、会社の規模は非常に小さく家族経営のような会社でした。私はそこで事務員として働いていました。会社の従業員の数は私を含めて4人で、社長と経理をしている方が夫婦同士でした。

会社の人数が少ない分人間関係は非常に濃いのですが、残念なことにその会社は人間関係が最悪に悪かったのです。まず、社長と経理の2人の夫婦喧嘩は日常茶飯事で私はいつもその姿を目の前で見ていました。

最終的には「こんな人と結婚するんじゃなかった。」といい、奥さんが泣き出す始末。そんな事が毎日のように繰り返されていて、おかげで私はこんな喧嘩ばっかりするのなら結婚したくないと思うまでになりました。

また他の従業員と社長との仲も非常に悪く、事務所の中での喧嘩は頻繁にありました。私が働いていた5年間の間に営業マンの方は6人の方が入れ替わりました。人間関係が最悪なだけでも辞めたくなる原因として十分ですが、その他にもたくさんありました。

休みは週に1回だったのですが、その休みでさえも呼び出しがかかる事はよくあり、休んだのか休んでいないのかよくわからない日もありました。また休憩時間も12時から1時間あったのですが、大体30分経過したら社長に呼び出され仕事をする毎日でした。

残業代や休日出勤の手当がついた事は1度もなく、入社して3年たってもお給料は上がる事もありませんでした。色々なことがありましたが、一番我慢の限界にきたのがお金が足りなかった時に疑われたことです。

ある日、閉店間際にお店にあるお金の計算をしていた時のことです。計算していたところ、お金が足りない事がわかり、なくなったお金がどこに行ったか探すことになりました。もしかして計算間違いかもしれないし帳簿の記帳間違いかもしれない。

それなのにまず最初に疑われたのは私でした。非常にショックでした。そこで我慢の限界になり、その時点で会社を辞めると宣言しました。辞めるまでに色々と引き留められましたが、今まで我慢していた事が全て吹き出てしまいもう気持ちは辞めたいしかありませんでした。

辞めるまでに2か月かかり、正式に辞める許可をもらいましたがその引き留められている間にボーナスの時期がありました。私だけボーナスがありませんでした。

理由は辞めるからとの事だったのですが、その割には仕事は引き留められ都合の良いようにあつかわれているとしかおもえませんでした。今となっては良い経験ですがもっと早くやめておけばよかったと思っています。