【コールセンター】しかし彼女は私が一つミスをする間に十回は大きなミスをしでかしています【20代前半】

職種：コールセンター受付
年齢：20代前半

私は以前コールセンターの受付で働いていました。私がこの仕事を辞めたいと思った一番の理由は、お局様が非常にいけ好かなかったからです。
彼女は40代で、左遷により本社からコールセンターに配属されてきました。

私よりも配属が3ヶ月早かったというだけなのに、やけに先輩面してくるのが嫌でした。彼女の場合本社勤務している年数がかなりあったようなので、コールセンターで正社員として働いている上司ともほぼ対等のように話していました。

小規模な職場でしたのでコールセンターで働いている人は10人もいませんでした。最初は身近な先輩なのかなと思ったら本社勤務からこちらに移ってきて他の社員に馴れ馴れしくしているだけだと思ったら何だか疎外感のようなものも感じてしまいました。

彼女は勤務態度も評価できません。電話対応は殆ど私に押し付けてくる一方で、自分はくだらない私語にうつつを抜かしているのです。それも本社の社員の愚痴や自分の子供の話といった全く身にならない内容なので救う余地もありません。

電話対応は基本的に17時で終わりなのですが、その駆け込みの時間になっても彼女はもたもたしていて自分の仕事に手一杯になっています。バリバリ仕事ができて的確に指導してくれるなら、私は彼女を先輩として自ら尊敬したでしょう。

しかし彼女は私が一つミスをする間に十回は大きなミスをしでかしていますし、仕事の効率も悪いのが目立ちます。なので私は彼女に対する敬意を投げ捨ててしまいました。

とは言え、私が配属されてから最初の四日くらいは一緒にお昼ごはんを食べていました。一人で更衣室で食べるという選択もありましたが、新人は私一人だけだったので変に浮きたくなかったためです。初日は事務的な話が多かったので何とか切り抜けられましたが、その次の日からは会話の内容に困りました。

何せ私と彼女は二十歳も離れていますし、当然大学を出たばかりの私には子供もいません。これだけ離れていれば価値観や意見が違うのも当然です。それに、私は彼女の話す友人関係や家族関係などの生産性のない話が非常に退屈に思えてしまいました。

私は消極的な節があったので聞き役に徹していたのですが、私の薄い反応から彼女はつまらなそうにしているのを感じ取ったのか、次の週から一人デスクで昼食を摂るようになったのです。

このランチを別々に摂っていることが上司にも気づかれ、私の人間性を責めてきたのも腹が立ちました。勝手に離れて行ったのは彼女ですし、私は何も悪いことをしていません。寧ろ、彼女の退屈な話に付き合ったことに勲章をあげたいくらいです。

これらのことから、私が仕事を辞めたいと思った理由、それはこのいけ好かないお局様と仕事をしたくなかったということに他なりません。