【介護】自分は絶対に悪くないという根拠のない自信にはびっくりします【30代前半】

職種：介護職
年齢：30代前半

私は18歳から介護職につきました。勤務先は特別養護老人ホームといった所で、夜勤有の正社員、毎日激務に追われる日々を送っています。年に一回は必ず仕事辞めたいなと考えてしまうのですが、その理由は、給料が少ない、重労働、残業ありのわりには手当も少なく、昇給もほぼないようなものです。

それに人数も少なく、従業員もかなりの無理をしながら働いているので、急に腰をこわしてしまったり、熱がでてしまったりと、休みなのにも関わらず人手不足が原因で、急遽かわりに出てほしいと電話がかかってきたり、正直ゆっくりと休む暇がないのです。

どこの施設や病院でも当たり前だと思うのですが、感染症にも怯えながら勤務しているようなものです。勿論患者さんが一番ではあるのですが、私は優先するあまりにノロウイルスやインフルエンザといったものにすべからず感染し、毎年苦しい思いをします。

それでも、治ればすぐに、また人がたりないから出てとか、一人早退したから、残業お願いと毎回毎回言われるとさすがに、精神的にも、肉体的にもまいってきます。

役職についてしまい、更に激務になりました。勿論、帰れない、事故や何かがあった場合は休みでも職場に顔を出しに行き、書類に追われ、ご家族の方に連絡をしたりと、常に何かにおわれている状態になりました。

責任者だからやるのが、当たり前、休みの日にもひっきりなしの電話、ノイローゼになる寸前。職員のミスは責任者の教育が悪いから、人手不足や職員が休むのも責任者が管理していないのが悪いと、なんでか、関係ないことまで、責任者のせいにしてくる上司にうんざりしてしまい辞めたくなることが多々あります。

一番の要因は人手不足から全てきていると思いますが、やはり入社してきても、こんなはずじゃなかったと辞めてしまう方が多く、想像以上の忙しさや、排泄物の処理というのは、嫌がる人も多いのが現状なんでしょう。

ゆとり世代がいけないというのは一概には言えないのですが、辛抱強くなくなにかと人のせいにしたり、自分は悪くない、いわれていないからやらないと自分で判断がつかない事を誰かのせいにする癖があるようで、それもやめたくなる要因ですね。

あの人がこういったから、おしえてくれなかったから、自分は絶対に悪くないという根拠のない自信にはびっくりします。まわりの職員にもなんとかしてと言われても、家庭環境や育ってきた環境もありますし。なんとかなるさと自分に言い聞かせるしかないのでしょうけど、心が折れる時もやはりありますね。