【運送業】なんと1個50円です。100個配達して5000円です。こりゃあもう溜まりません。【20代前半】

職種：軽運送業
年齢：20代前半

私は６年に軽運送業を開業いたしました。始めた当時は脱サラからでしたから身も心もやる気まんまんで毎日が夢のように楽しかったものです。月々３０万円近くにはなっていたので、まあなんとかこれくらいでやっていければいいかあなんて思っていました。

２年位はなんとか食いつないできたつもりですが、これが山あり谷ありが起こり出してきたのです。仕事のないようといいますと軽の運送業ですから一般んの宅配、集荷などが主です。

郵便局の関係にいたのですが、２年経ったある日に給料の体系が変わる話が出てきたのです。これまでは１日いくらで働いていて、どれだけやっても、すくなくても１日１万円にはなっていたので、モチベーションは維持できていました。

ところがその給料の体系変更の内容がこうです。それは１個いくらということなんですね。しかもかなりの低賃金でした。なんと１個５０円です。１００個配達して５０００円です。こりゃあもう溜まりません。これまでに毎日の走行距離は２００キロ近く走っていました。山手もいきました。しかしこの体系ではとても考えられません。

その時に私はうなだれていました。社長はいたのですが、この社長は仕方ないねという感じの人間でした。とてもこんな人間にはついていけないと判断した気がします。

しかし、私の仕事は個人事業ですから、間に中間役の社長がいなくても他に仕事を見つければ問題はありません。私はこの軽運送の仕事には昔からあこがれていたので、事情がどうであれ、その時は辞めようと思いましたが、やはり好きな仕事は続くものです。

その時にいろいろあって辞めたいとは思いましたが、今現在なお続けて頑張ってはおります。しかし、現在もあまりおもうようには言ってませんが、なんとか食いつないで頑張っています。

ですから、今回私が辞めたいと思った最悪のポイントは、やはり社長の人間性というものを完全に疑りましたので、この環境からはやはり離れた方が自分の身のためだと感じました。身体あっての仕事ですから、なんでも無理してその仕事をする必要はないと思いました。

でも自分の好きな仕事は続けていれば必ず道は開くものだと考えています。何をなすにも自分の道は自分で作っていくものだと思っています。運送業という仕事は本当に大変なのですが、毎日を気分よく前向きにすごして、いくことが今の私にとってはとても大切なことではないかと痛感しています。