【製造業】挫折しても、這い上がって来る人、そういうタイプの人が前から許せないの！【30代前半】

職種：製造業
年齢：30代前半

私が仕事を辞めたいと思った理由は人間関係で苦労したからです。人間関係と言っても、周囲の方々とうまくいかなかったと言うことではありません。ある特定の人、彼女とだけ、どうしてもやっていくことができなくて、どうすることもできなくて、とても、とても悩み、苦しみました。

お菓子作りが大好きな私は、子供の小学校入学を機に、パートでパン製造の仕事をしました。新店舗ということで私も含め、社員も全員、未経験者。０からのスタート。オープンまでの１か月は研修に追われ、数十キロ離れた市外の店舗まで通うことに・・・。研修先はとても厳しく、半分以上の方が辞めていきました。そんな中、私も慣れないハードスケジュールのため、体を壊し１週間の入院。

今、振り返ると、ここで辞める決断をしていれば良かったのかも・・・、と思いました。が、とても大好きな仕事だったので、どうしてもあきらめたくなかったので、続けました。しかし、いざ退院し復帰すると、私と年の近い彼女がリーダーでもないのに、主導権を握るようになっていて、「○○さんは、△△店で研修出来なかったんだから、私の方が上。私の指示に従って！。」と言うようになりました。休んだ１週間分を取り戻したいという思いから、家事の合間、子供が寝た後も毎晩勉強に励みました。

そうしているうちに、社員の方々にも頑張りが認められるように・・・。しかし、彼女は面白くないようで、不満は募るばかり。怒りは収まるどころか、ますますエスカレートしていき、私のミスを見つけること、避難することにやりがいを感じるようになりました。

彼女は自分や私以外の人にはとても甘く、「そのぐらい大丈夫。何とかなるよ。」が口癖ですが、私に対してだけは、ほんの些細な事でも許せないうで、とても厳しく上司に報告するようになりました。

ある朝、中の状況をあまり把握していないたまにくる上司から、私は、出ていくように命令され、訳が分からないまま担当の仕事から外されました。どうして彼女の意見だけが優先され、私の意見を聞き入れてもらえないんだろう。とても悔しかったです。いじめとしか考えられませんでした。

そのような状況でも、私の作ったパンを見て、お客様が笑顔で喜んでくれる時が１番うれしく、やりがいを感じました。続けてきて良かったと思える瞬間です。

そんな時、思い切って社員に相談をしてみると、こんな答えが・・・「彼女ね。○○さんにやきもち妬いているんだよ。商品作ってもほめられるのはいつも○○さん。彼女は１回もほめられたことないもんね。だから自分は早く作れるとアピールして○○さんは遅いっていうしかないんだよ。それにあの性格だと彼女どこへも行けない、働ける場所がないと思う。最近離婚もしたみたいだし、情緒不安定。見てると○○さんに不満ぶつけてるね。○○さん、溜め込んじゃだめ！小出しに吐きに来てね。」と言われました。

少し気持ちが楽になった気がしました。しかし、なぜみんな彼女に甘いのでしょう。彼女の機嫌が悪い時は、みんな部屋から追い出されることも・・・。それが許されるのだから信じられません。よっぽど、怖かったからかな・・・。

仕事が終わり、彼女に呼び出され話しをすることに・・・。「話しをしても無理。こじれるだけ。」と断ると・・・。「私○○さんが大嫌い。挫折しても、這い上がって来る人、そういうタイプの人が前から許せないの！」と言われてしまいました。驚きでした。

「コミュニケーションをとることは、とても大事って上司が言っていたよね。売り上げにも大きく関わるし・・・。でも○○さんとはコミュニケーションとれなかったよね。」と言われました。

私がいくら頑張って努力をしても彼女は私に攻撃をしてくるだけなので、彼女とだけはどうしてもうまくコミュニケーションがとれなかったのです。

しばらくすると・・・。彼女は泣き出し、私生活か大変でいっぱい、いっぱいの状態てあることを私に打ち明けてきました。私も真剣に聞き、心を開くように彼女の思いを受け止めると、「ごめんなさい。○○さんとちゃんとお話しがしたかった。」と謝ってきました。

その後、彼女は職場にいられなくなり、自ら退職することに・・・。自分を正当化するために人をけなし、手段を選ばない。常に自分が１番でないと気がすまなかった彼女。

今では、私の肩をポンとたたき、まるで何もなかったかのように「お久しぶり。」と笑顔で話しかけてくる彼女。もちろん私も笑顔で「元気？」と話しますが、心の中では・・・。出来れば会いたくない。馴れ馴れしく近づいてきてほしくない、関わりたくない等々です。彼女が怖いです。

仕事におけるコミュニケーションって一体なんなんでしょう。私生活をさらけ出すことではないですよね。みんながお互いに向上し合える関係を築くことではないか。等々、いろいろと考えさせられました。