【製造業】この記事が見られる頃には私は会社を辞めているだろう【30代前半】

年齢：30代前半
職種：製造業

私は20代前半から現在の仕事についている。昔から辞めたい気持ちは大いにあるが、共に働く人に対しては嫌な部分は無いので頑張っている。仕事内容は製造業であるが、業務請負の会社であり全国展開をしている内の事業所に所属し請負先の工場に職場はある。一時期は工程の職長を務めていた事もある。

請負なのでとうぜん雇先の工場は無理難題を言ってくるが、どうにかこうにか毎日こなしている。務めている期間も長いのでほとんど全ての業務をこなす事が出来る。では、辞めたくなった理由だが、環境の問題もあるが一番はどの職場にもあるだろうが経営が悪化したら人を移動させたり、辞めてもらったり中にはクビにするという事もある。

私が職長を務めていた時期はちょうどリーマンショックで半数以上人員が辞める又は移動してもらうという事が起きた。務めていた職場の人間はほとんど地元の人間が多く移動は出来ないから辞めるという選択肢を選んだ。私の思いは部下に対してきちんとする人間であれば残ってほしいという思いが強く、上司にもその思いを伝えたが結局残ってもらいたい人員が削られて、そう思っていない人員が残る結果となってしまった。

その時に辞めさせられる覚悟で上司に意見をした結果、私は職長の職を下ろされた。守ってやれなかった思いと意見を受け入れてくれなかった会社に対して辞めたいという思いは強くなっていったが、その時の世間はリーマンショックで仕事が簡単には見つからないという状況だったので、辞めるに辞めれなかった。

それから時が流れて思いを持ったまま仕事を続けていたが、職長をしていた時はかなりの仕事量をこなしておりその職を降りた後は単調な仕事をこなす毎日であり、物足りない日々を過ごすだけであった。その間に一度辞表を出したが、仕事量の多い私は説得されて嫌々ながらも残る決断をしました。

時間が経つにつれて徐々に人手が必要な状況になっていき、新たな人員が入ってきたりした。それから数年後に請負をしている工場の業績が悪化し更に、生産量の減少が重なり再度人員を減らす必要が出てきた。そうして人員を減らしたが、工場で働く人間の仕事量は減らした分大幅に負担が回ってくる結果となった。

必要以上に減らしてしまっていたのだ、私は当然余裕がある状態だったのでかなりの量をこなす必要が出てきたが、それでも何とか仕事をこなしていた。それなのに事業所の経営状態は良くないので給与を減らす処置をとってきた。

仕事量を増やしているのに貰える給与まで減らされてはこれ以上頑張る気にもなれない。それに事業所の管理をしている人員は減らしていないのだ、人員が減ったのに管理する人間をそのままにする上司に嫌気がさして更に辞めたい気持ちに拍車がかかった。多分、この記事が見られる頃には私は会社を辞めているだろう。色々と我慢はしてきたが、納得のいかない事をそのままにしておく事はなかなか出来ないから。”