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【製造業】就労継続支援とは名前だけで実際は何一つ障害者である我々の支援をしてくださいませんでした【20代後半】

      2015/06/10

職種:製造及び内職
年齢:20代後半

以前、私は就労継続支援B型という障害者が働く福祉施設に入所して仕事をしていました。これまでの人生において、この福祉施設は一番不満や愚痴・矛盾点を感じた場所ですので、給料と福祉の在り方の二点に分けて書かせていただきます。

まず、就労継続支援B型に関してお話しておきます。基本的に一般企業に雇用されることが困難である知的障害者・精神障害者及び身体障害者に対して、就労の機会の提供及び生産活動の機会の提供その他の就労に必要な知識及び能力の向上のために必要な訓練その他の必要な支援事業のことを指します。また、雇用の契約は結ばず、作業に対して事業所が定めた工賃を支払うことはありますが、そのほとんどは最低賃金を大きく下回っています。

第一の点としては、給料に関してです。私が通所していた福祉施設の時給180円という超低賃金という現実です。規則として1日4時間の労働となっておりますので、1日の給料は720円です。平日毎日通所しても月換算すると14000円程度でした。

更には約2ヶ月間は「実習」という名目で毎日通所したにも関わらず無賃金でした。これでどうやって生活するというのでしょうか?「一般企業で就労ができない障害者は低賃金で生活をしなさい」と健常者に押し付けられた現実が非常に嫌になりました。

これでは金銭面において生活が成り立たないため親等の周囲の人間に依存して金銭的に支援してもらわなければなりません。そのために自立した生活は到底無理です。

中には周囲からの支援を受けることができずに生活保護費を受給あるいは障害基礎年金を受給や厚生年金を受給してどうにか生活している者も居ました。

精神的にも「成人して、いい歳をしていながら自立できない」ということを罪悪感に苛まれる者は多く居り私もその一人で、度々そのことで考えることもありました。

また、この福祉施設はパンの製造及び販売・喫茶店も経営しており、営業日は毎日多くのお客様もいらっしゃっていました。普通の感覚で考えると製造及び販売・喫茶店の経営をしている企業では利益が出るから継続してお店を構えると思うのですが、こちらの福祉施設は利用者に夏と冬に賞与(各10000円程度のものです)があるくらいで販売及び喫茶店で得た収入を還元することはほとんどありませんでした。

更には施設の修繕費や維持費として利用料3000円を毎月差し引かれていました。毎月の給料は14000円程度ですが、実質手元の入るのは11000円程度でした。

昇給は数十円単位で存在しているみたいですが元が時給180円ですので正直嬉しくありません。全ての利用者はモチベーションが全く上がらず、仕事中にも関わらず手を止めておしゃべりに夢中になる者も居ましたが、これで仕事といえるのでしょうか?

また、福祉施設は利用者一人が通所すると国から一定の補助金が毎月出て、利用者の数に応じて補助金の金額が増加する仕組みのため、経営が困難になる事態はどうしても考えられません。

第二の点としては、福祉の在り方です。職員が我々利用者に対して指導や指摘の範囲を超えて叱るという行為が度々見受けられました。これにより利用者の一部は「職員が怖い」という感覚にまでなっていました。

利用者と職員の間に平等など存在しませんでした、これがこの福祉施設の現実です。これはこの福祉施設だけの特徴かも知れませんが、実際にこういう行為が黙認されているため日本の福祉の在り方に疑問を感じずには居られませんでした。

また、一般的には職員は利用者に寄り添い利用者と共に同じ仕事をこなすのですが、この福祉施設は職員が利用者と共に仕事を行うことはありませんでした。職員は主に利用者を監視して、他の事務仕事に勤しんで居られました。

そして、就労継続支援とは名前だけで実際は何一つ障害者である我々の支援をしてくださいませんでした。辛うじて面談とうい名の利用者の悩み事等の聞き取り調査は行われてましたが、精神科医やカウンセラー・臨床心理士あるいは保健師が対応する訳ではなく、国家資格ではありますが社会福祉士の資格を持った方がただひたすら我々利用者の話を聞くだけのため、正直なんの解決にもならないため、ここでも疑問を感じました。

個人に合わせた支援は残念ながら全くありませんので自立へと向かうものはなく、またモチベーションも上がらずただひたすらおしゃべりに夢中になり、ゆっくり作業をする等して楽に仕事をするという発想の者がそのほとんどでした。

しかし一部には、精神障害の疾患を持ちながらも冷静にこれらを現状を受け止めて「これではいけない、もっと仕事をしたい、もっと給料を稼ぎたい」と意欲的に考える能力がある者は、この福祉施設に不満を持ち、また違和感を覚えて、そして矛盾点を解消できないため、心身共に体調が悪かろうが無理をしてでも違うところへと移るというのが現状で、私もその一人でした。

しかし、職員は利用者が通所すると国から一定の補助金が福祉施設に入るために必死に引き止められました。これはただただ迷惑な行為でした。

それは、我々利用者に対して適切に自立へ向けての支援をなに一つしない職員にですから怒りすらも覚えましたが、日本国憲法には「職業選択の自由」が勿論我々障害者にもある訳ですから入所して我慢を沢山して不満を沢山抱きましたが、5ヶ月程で辞めさせていただきました。

以上が私がこの仕事を辞めたいと思った理由でした。単純に嫌だったという想いもありましたが、私がこの現実を誰かに発信することにより福祉がより改善して欲しいという想いも込めて書かせていただきました。

 - 辞めた理由 ,

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